September 15, 2020

誰が首相を決めるのか

 管首相が誕生のようで、ようやく安倍政権が終わったと思ったら、その利権温存継承内閣ということのようです。

 突然の安倍首相退陣から降ってわいたような菅首相就任、という劇を連日見せられている私たちですが、本当にそうかは常に疑っていた方が良いというのが私の立場です。たとえ、陰謀論と言われようとも。

 というのは1年も前から、「次は菅首相で決まり」と断言した人たちがいるからです。

 評論家、思想家の副島隆彦先生ですね。やはりそこは慧眼です。4年前も、トランプ当選を半年も前に「予言」しましたからね。

 他にもTwitterで同じことをつぶやいた人がいたのを覚えています。

 どうやって菅義偉・自民党総裁は誕生したのか~安倍首相辞任の本当の理由

 見る人が見れば、既定路線だったのでしょう。

 その根拠は、昨年5月菅官房長官がアメリカに渡ったことらしいです。

 そこで、トランプ大統領、ペンス副大統領に菅さんは「首実検」をさせられたそうです。

「こいつで、大丈夫なのか。俺たちに言うことを聞く奴なのか」と菅さんはトランプたちに審査されたいうことでしょう。

 そして菅さんは、アーリントン墓地で献花を捧げました。日本でも報道があったので、私も覚えています。

 これには特別の意味があるらしい。

 アーリントン墓地は、戦没者の墓地、第2時世界大戦で亡くなった米軍兵士も眠っています。

 その人たちと戦った日本の代表者が献花をするということは、単なる平和の願い、鎮魂というきれいごとの意味だけではないのでしょう。

「私たち日本人がアメリカ人をたくさん殺してごめんなさい」という土下座の意味です。アメリカ政府からは、

「お前らのせいでこんなに死んだんだ。もう二度と逆らうなよ」

 と属国日本に命ずるメタメッセージと解するのが妥当です。

 歴代首相も次の首相も、この儀式をすることによってアメリカ政府に認められたのでしょう。

 私には、これが最も事実に近い物語だと思います。

(転載貼り付け)副島隆彦の学問道場 今日のぼやき 「「1893」次の首相は菅義偉(すがよしひで)だろう。去年5月アメリカで首実検済だから。」

 

副島隆彦です。今日は、2020年8月31日(月)です。

 次の日本国の首相は、菅義偉(すがよしひで 現官房長官)だ。石破でも、岸田でもない。
 私、副島隆彦がはっきりと予測(予言)をする。このことは既におそらく日本国内のトップ(権力の中枢にいる人間たち)の間では、既定事項だ。ちょっと政治に詳しい人間なら誰でも知っている。

 下↓ に載せる 産経新聞の 昨晩の9時半の記事「石破氏、菅氏出馬で戦略見直し 派内に非戦(ひせん)論も」を読めば分かることだ。

 だが、ではなぜ、菅(すが)で決まりか、を、解説出来る日本国内のトップ新聞記者や評論家はいない。私、副島隆彦が、今からその証明(プルーフ)をやってみせる。今から私が書くことが日本国内の政治言論を動かす。しっかり丁寧に読みなさい。政治家たちでもトップの10人ぐらいを除いては知らないことだ。私がこれから書くことが、日本国内の新聞記者たちの間に、ザワザワと広がる。

 ○○書房 ○○編集長へ   副島隆彦から 8月31日 午前9時
 私は、今朝2時に起きて、昨日の9時半の産経の記事を読んで、「これじゃあ、菅だな」と判断しました。その理由は、去年の(2019年)5月10日に、菅義偉は、普通は有り得ない、「異例」(首相の女房役の官房長官は、いざという事態のために国を離れられない決まりがある)の訪米をして、訪米して、ホワイトハウスでペンス副大統領に会って、“首実検(くびじっけん)”をされている。

 このペンス・菅(すが)会談の席に、ひょっこり横から、トランプ大統領が顔を出している。これを、drop in 「ドロップ・イン」と言う。ここで、トランプが、「よし、ペンス。こいつで大丈夫なんだな。こいつで、日本をきちんと纏(まと)めることが出来るんだな」で、菅と決まったのだ。

 トランプは、副大統領用の会議室で、菅のいる目の前で、英語で話せば、どうせ日本人には分からないと知っているから、横着、非礼にも、このような会話をペンスとした。 

 私は、このことを、学問道場サイトの、この「重たい掲示板」に、「菅がペンスに会いに行った」の新聞記事を載せて、そのように、はっきりと予言した。今からでもその文を探して読みなさい。

「日本の次の首相は、こいつで行く」とアメリカ政府が決めた。まだコロナ馬鹿騒ぎもない、去年の5月10日のことだ。アメリカの忠実な属国(ぞっこく)である、日本の首相は、このようにして、アメリカが決める。

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September 10, 2020

太極拳の力

 太極拳独特の動きから生まれる力を「」といいます(中国語、英語の発音では jin)。

 勁により相手の力を受け流し無効化し、勁を発して相手を吹っ飛ばしたり、地面に叩きつける。

 今や武術系の動画は日本や中国、台湾からよいものがたくさん出ていますが、私は英語の勉強もかねて英米発のものもよく見ています。

 けっこう良いものがあって、楽しいです。

 中国系アメリカ人か、アメリカに渡った中国人かよく知りませんが、すごくうまく勁について説明、デモンストレーションをしてくれている動画があります。

 勁はけしてマジックでも神秘な力ではなく、トレーニングで身につけられるものと明言しているのがよいですね。

 そのためには陰陽の陰から始めることを、この老師は冒頭で説いています。すわなちリラックスし内側を見つめ、感じること、徹底的に争わず受け身であることなどが語られているようです。

 字幕付きなので、難しくないと思います

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September 05, 2020

会長を退く

 安倍首相の退陣に先立つ一月ほど前、実は私も「要職」を退きました。

 山梨県臨床心理士会の会長です。

 任期の2年を全うして、一期で後進に道を譲ることにしました。

 誰かさんみたいに、長く居座るのは良くないと思っていたからですね。

 ちょうど公認心理師制度ができて、臨床心理士のあり方が問われる中での就任でしたが、取りあえず本県士会としての方向性を定めて、特に大過なく終われたのはよかったです。

 こういう会長職は、大学教授の先生や中央にパイプの強い先生が就くことが多いようですし、特に精神分析色の強い本県の心理士界で、県内唯一のアドラー派を標榜する私をよく会長にしたものだと、幹事会の度量に驚きます。

 こんな責任の重い仕事、自分から立候補でなったんじゃないよ。

 とにかく、会員の皆様の協力で、無事終われてよかったです。

 普通のオヤジに戻ります。

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August 31, 2020

オンラインで自主シンポ

 先週末29日(土)に、一般社団法人国際心理支援協会主催のオンラインによる「心理臨床に関する自主シンポジウム」に登壇しました。

 私は「心理臨床におけるアドラー心理学マインドの重要性」という企画に出ました。

 企画者は八巻秀先生(駒澤大学)、シンポジストは鈴木義也先生(東洋学園大学)と私。まあいつもの3人とは言えますが。

 私は「全体論」について解説、全体論に基づいた自分の臨床スタイルについても話しました。

 一人15分、トータルで80分という短い時間でしたが、参加者は最大90人もいたそうで、いきなり大人数が入ってくるのはオンラインならではです。ただ、こちらは参加者の顔も姿も見えないので、実感はわかないですが。

 この時期に予定されていた日本心理臨床学会が延期になったために、「じゃあ、みんなで集まってやろうか」というノリで始まった企画みたいで、蓋を開けたら全体で400人も集まったそうで、大成功のようでした。

 値段も破格の1.000円というのが良かったですね。

 こういうのに地道に参加していきながら、アドラー心理学のプレゼンスを上げていきたいですね。

 

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August 29, 2020

レガシーがない

 やっと安倍首相が辞めました。

 遅きに失したという感じです。お腹が悪いなら無理しないで、お早くお辞めになればよかったのに。無理しちゃだめだよ。

 マスコミ的には「衝撃の辞任」とのことですが、7月半ばから末にかけて、私は「9月前後に大きなことが起こるかもしれない」とある筋から聞いていたので、「あれ、ほんとに当たったよ」というのが正直な感想でした。

 多分国会が開かれなくなって、安倍首相が雲隠れのように表に現れなくなってから、いろいろな動きがあったのでしょう。

 第1次安倍政権では、「津波による原発の全電源喪失はあり得ない」と言い放って、後にあの事態。

 第2次ではデフレは回復せず、その上消費税増税で経済をさらに悪化させ、数々の驚くべき不正疑惑。そしてコロナでグダグダ。すぐれていたのはマスコミの掌握術と大衆操作でした。

 そこで安倍政権は、何かポジティブなレガシーとやらを残せたのだろうか。

 全くない、としか思えない。

 唯一のレガシーは、最長政権記録を樹立したことだけ。そんなことは私たちには関係ない話だろう。

 そうそう、私たち心理屋には、「公認心理師制度創設」というのがありましたね。

 しかしこれはレガシーというべきなのか。私も取りましたが、時間もお金もかかったし、正直有難迷惑のような気もするし、そもそも安倍さん、きっと公認心理師のこと知らないんじゃないか。彼の口から聞いたことないぞ。

 前回紹介した動画でも、安倍さんの念願という憲法改正は1ミリも進まなかった、と言っていたし、拉致被害も同様、プーチンには北方領土をくれてやったみたいだし、安倍政権は「やっている感」を出しているだけとよく批判されていましたが、それは一般人や反安倍の人たちに対するだけでなく、支持者たちに対してもそうだったんじゃないか。

 安倍支持者やネトウヨは「だまされた!」と怒って蜂起してもいいのではないでしょうかね。

 結局、彼の最優先目標はただ一つ、「権力の維持」だけだったことが、明らかになったということでしょう。

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August 25, 2020

安倍首相のライフスタイル

 長かった安倍政権もいよいよ終わりか、と政界が色めき立ち始めたこの頃、いつの時代も権力者の健康問題はそのきっかけになりえます。

 体調不良説の安倍首相に支持者には、

「かわいそう」「休ませてあげて」なんてことを言っている人もいるようですが、そもそも内閣総理大臣は公的な役職であって、機関なので「人」につくものではないのだから、激務に耐えられないなら引きずりおろしてでも辞めさせなければ、我々が死にかねない。

 それにしても、この人はどういう人なのだろう。臨床心理学的観点、心身医学的観点、そしてアドラー心理学的観点からは大変興味深いです。

 かといっていちいち伝記とか調べるのも面倒だと思っていたら、すごく面白い動画があります。一月万冊の清水有高さんという方の動画です。18分くらいから、安倍晋三少年の生い立ちや奇妙な家族関係が語られています。

 なぜあの人は、責任を取るといって取らないのか、やるといって何もやらないのか、あれほど忖度されても平気なのか、十分に推測できます。

 それがわかると反安倍の私も、「かわいそうな人だ」という感想も出てきます。

 安倍家、岸家の家族布置とエピソードからうかがえるライフスタイルとは。お腹の症状の目的は。

 アドラー派の皆さんなら簡単でしょう。

 

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August 19, 2020

『コミュニティ心理学』

 お盆からこちら、甲府も恐ろしく暑い日が続いています。

 コロナのせいもあって、今お金になる仕事はヒマだけど、役員を務める学会や団体や大学の仕事、これから予定されている研修会の準備などで時間だけは詰まっています。

 そんな時間の合間に、積読状態だった本や雑誌を読んでいます。

 日本コミュティ心理学会研究委員会編『コミュニティ心理学 実践研究のための方法論』(新曜社)を分担執筆された先生に献本いただいていたのを改めて読みました。

 アドラー心理学とコミュニティ心理学は理論的、概念的に非常に共通性が高く、近い問題意識を持っていることは明らかで、本をくださった先生もコミュニティ心理学とアドラー心理学を長年研究されていて、日本個人心理学会でご一緒させていただいている方々です。

 コミュニティ心理学では「心理的コミュティ感覚」というのがキーワードの一つで、これはアドラー心理学の共同体感覚ととてもよく重なります。

 心理的コミュティ感覚とは、「他者との類似性や相互依存的な関係性の認識、またその関係性を維持するために自身が他者からしてもらいたいことを率先して行う意思、そして自身が依存可能で安定した大きな構造の一部であるという感覚」と定義されるそうです。

 共同体感覚の別の表現形といってもよさそうです。

 本書はコミュティ心理学の多様な実践領域と研究方法、論文作成まで紹介されています。これから勉強する学生や実践家に向けて書かれていて、とても参考になります。

 虐待やDVといった福祉や心理臨床領域だけでなく、スポーツ現場のハラスメント、学校や企業組織、インターネット、カルト問題など実に幅広い分野で研究、実践されていることがわかります。

 いつかアドラー心理学でも、同様の本が出せたらいいとも思いました。

 

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August 12, 2020

幻の東京オリンピック・テーマ曲は

 先日の連休はオリンピックのマラソン、閉会式の予定だったそうで、このくそ暑い中、ほんとにやらなくて良かったですね。

 来年こそはと言っている人たちは、正気なのだろうか。

 この混迷を深めるオリンピックのテーマ曲に最もふさわしいのは、嵐でも椎名林檎でもなく、大友克洋原作のアニメ映画「AKIRA」のテーマ曲でしょう。

 原作は全巻持っています。

 芸能山城組によるバリの楽器を使ったビートの利いた曲を聴くと、作品内の廃墟の東京とそこを疾走する登場人物たちの姿がオーバーラップして、高揚感がわいてたまりません。

 この「AKIRA」、なんと1988年に制作されたのにもかかわらず、2020年に東京オリンピックがあること、しかもそれは実施されなかったことを「予言」したことで一部で話題になっていました。

 原作や映画のような実際の廃墟になりませんでしたが、一見華やかで、内実は廃墟になりつつある東京、あるいは日本を予見した作品、音楽としてさらに評価されていいでしょうね。

 

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August 08, 2020

『よくわかるコミュニケーション学』

 この前期、非常勤を始めた大学で担当した授業の一つは「コミュニケーション基礎」という授業でした。

 対人援助におけるコミュニケーションのあり方を、新一年生に伝えるという趣旨の授業だったのですが、全学部共通科目ということで、100人近くの受講者がいました。ふたを開けてビックリ。「昨年度は30人ぐらいでしたよ」と言われてたので、「聞いてないよう」と思わず独り言ちました。

 当然私が身につけてきた臨床心理学の理論、技法を伝えるつもりで、アドラー心理学始め、認知行動療法、システムズアプローチ、解決志向アプローチを順繰りにお話ししました。もちろん、オンラインで。

 ただ、初っ端に話をしたのは臨床心理学そのものではなく、そもそもコミュニケーションとは何か、という問いでした。しかしいきなりベイトソンのコミュニケーション論というのも難解すぎますので、社会学や人類学などを含めた広い視点から話をしたいと思いました。

 そこで必須の教科書は使わず、参考書として学生に紹介したのは、対人援助、臨床心理学の本ではなく、

 板場良久・池田理知子編著『よくわかるコミュニケーション学』(ミネルヴァ書房)

 でした。

 本書では、「コミュニケーションの学は、コミュニケーションの技術にあらず」といった立場で、様々な研究者が「やさしく」さまざまなコミュニケーションについて論じているのですが、やさしいかどうかは、それ以前の読者の問題意識や知識の蓄積によるかもしれません。

 どちらかというと「より良いコミュケーション」を啓蒙しがちな臨床心理学的コミュニケーション論にはアンチの立場で、ポストモダン的な批評精神や社会学的な問題意識の濃い本だと思います。

 メディアによる「ことばの支配」、国家と家族、家族内コミュニケーションの語られ方(理想の家族からの脱却をうたっています)、ジェンダー、セクシュアリティー、文化と権力、教育における「身体」の支配、リベラリズム、コミュニタリアニズム、多文化主義などなど、多様な問題を扱っています。

 私にはとても刺激的で、ずいぶん気づかされました。良書だと思います。

 また、こういう議論についてこれるだけの人材が、アドラー心理学や臨床心理学界隈にももっと増えてほしいと思いました。今のところ、信田さよ子先生が目立っているぐらいじゃないかな。

 でも、例えば、勇気づけとは何か、共同体感覚とは何か、心の治療とは何かなど、本質的なことを考えるときには避けては通れないところだと思います。

 

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August 02, 2020

早く日常へ

 この新型コロナウイルスのパンデミックをどう見るか、あるいはその感染防止策としての「新しい生活様式」をどう評価するか、本当に難しい問題です。

 政府やマスコミは「正しく怖れる」と言いますが、何が正しいのかがどこまでいってもわからない。すごく恐怖をあおる人もいれば、「ただの風邪の変種だ」ぐらいにしか思わない人もいます。私には、どちらにも理があると思っています。トランプ大統領だって間違っているとは言えないんじゃないかとさえ、考えます。

 そもそもコロナがあってもなくても、今の安倍内閣がまったく信用ならないのだから、そこから何を言われても信じる気にならないのは当然でしょう。

 このコロナは、ロールシャッハテストみたいに、あいまいな状況にどう反応する傾向があるかがあぶりだされて、その人の判断や行動に現れているのかもしれません。

 古武術研究家の甲野善紀氏がTwitterで語っていたのが、私に近い考えです。

 

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 すごく同意します。

 やはりジャンルは違えど、同じ武術家だからかそう思うのか。

 普通の人は、「怖い怖い」「うつったらどうしよう」「うつしたらどうしよう」で動いているのでしょう。

 不安や恐怖とどう付き合うのかが武術の命題であり、基本、生きることにリスクは避けられない、起きたことは起きたこととして認めて、リスク込みで考える、という訓練をしているので、私たちはそう思うのかもしれません。

 甲野氏の一連のツイートは、その身体感覚が繊細で、言語感覚がすぐれているために、その発言はかなり参考になります。

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