May 07, 2021

ワクチン、どうする?

 新型コロナのワクチン接種、ひたひたと私の周囲にも迫っています。

 知人ですでに打った人も出てきました。

 いろいろ調べたり聞いたりしましたが、わかったのはワクチンの有効性があろうがなかろうが、これは壮大な人体実験だということですね。

 苫米地英人さんが、超絶早口でワクチンについて説明してました。

 Dr.苫米地 ヒトに初めて実用化摂取されるmRNAワクチンとは

 MXテレビみたいで、大手地上波では絶対やれない内容でしょう。

 消されないうちに見ておくことをお勧めします。

 何が悲しくて人体実験に参加せにゃならんのだ。

 彼が打たないなら、やめておこうかな。

 

 

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May 02, 2021

『ポリヴェーガル理論』

 私は、自粛なんて意味ない派なんで、どんどん外出すればいいと思っていますが、研修の資料作りや執筆が立て込んで、連休中は缶詰め状態になりそうです。本当は東京の道場に行きたかった。

 連休中の読書で、心理屋さんや武術家さんなど心身のことに詳しくなければならない人のために紹介するのが、

 ステファン・W・ポージェス著、花丘ちぐさ訳『ポリヴェーガル理論 心身に変革をおこす「安全」と「絆」』(春秋社)

 自律神経の理論として注目されているポリヴェーガル理論は、ご存知の方も多いと思います。

 これまで、生物に危機が迫った時やストレスに直面した時の自律神経の働きを「戦うか逃げるか」反応と呼んでいました。猛獣に襲われた時、草食動物は瞬間的に心身の態勢を変化させ、まさに脱兎のごとく逃げだします。追い詰められれば、戦って窮地を脱しようとします。これらは生物として適応的な反応で、人にも備わっています。

 ただ人間社会は持続的なストレス社会なので、ずっと「闘争/逃走反応」が継続し、心身が損なわれてしまうという困った事態があります。

 この反応に加えて近年、もう一つの反応があることがわかってきました。

 「不動、シャットダウン、解離」反応です。「擬死」とか「死んだふり」というやつで、ネズミが猫につかまって固まっている状態がそれだそうです。

 人にとってはひどい虐待や暴力を受けている時、深刻な事故の時などに起こり得ます。後になってその時のことを覚えていない、といった報告がよくあります。私もそういうケースによく出会ってきました。

 本書はとても専門的ですが、そのメカニズムが対談形式で解説されていてそれほど難しくないです。

「安全を求めることこそが、私たちが成功裏に人生を生きていくための土台である。 p7」というのが本書の基本的主張。

  安全であると感じられること、安全な対人関係を絆として持つことの重要性を学びました。

 ポリヴェーガル理論は、共同体感覚や全体論の生理学的基盤になる理論と思います。

 

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April 27, 2021

マルクスの家系図

 なんか最近、カール・マルクスが注目されているといいます。

 グローバリズム経済のひずみ、あまりにひどい格差に若い人を中心に、「階級意識」に目覚めてきた人が増えてきたということでしょうか。

 改めて『資本論』を読み直すのもいいかもしれません。

 ではマルクスとはどういう人だったのか。

 私が高校時代に読んだマルクスの評伝では、亡命先のロンドンでメチャクチャひどい貧乏生活を送っていたとかあって、それで労働者への共感が高くなったのかな、というイメージを持ったものでした。

 しかし、それが覆る情報がYouTubeにあります。本当に驚いた。

【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島聡第1回「民族無き世界を目指す2つのグローバリズム~ロスチャイルド家とカール・マルクスの繋がり」

 いわゆる右派系メディアですが、別に右も左も関係なく、マルクスに関心を持つなら絶対に知るべき情報です。

 この林千勝さんという方は凄い調査力の持ち主のようです。

 マルクスはなんと、あのロスチャイルド家の血筋を引く家柄であることが暴露されています。林さんは他にもたくさん驚くべき情報を次々と出してきて、吃驚します。

 はっきり言ってマルクスは、支配階級の一員といってもよいポジションにいたのです。

 確かにいくら勉強好きでも、無職の男が大英図書館に一日中座って研究などできるはずがない、しかも秘書付きだったとか。

 何事にも裏があるものです。

 林さんは、別にだからといってマルクスだけが悪いといっているわけではなく、マルクスを代表とする「グローバリズム、共産主義、ロシア、中共」と「グローバリズム、新自由主義、米国」そして国際金融資本の「マネー主義、世界は一つ(NWO」のトリニティが結束し合っていることが最大の問題であり、私たちの命や生活を脅かしているということを指摘しているに過ぎません。

 共産主義も新自由主義も実は対立しているのではなく、補完し合っていること、世界の支配のために動いていることが示唆されています。まさに「目的論」ですね。

 アドラーも一時期かぶれたというマルクスについて、改めて学んでみようと思いました。

 動画の50分くらいからマルクスの家系図の解説が出てきます。

 アドラー心理学でいう家族布置、家族療法のジェノグラムに相当します。

 心理屋さんは、ここからアセスメントするのも面白いですね。

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April 22, 2021

『戦国の忍び』

 忍者とは何者か、実際どのようなことをしていた人たちだったのか、歴史学的に資料からきちんと研究した、貴重で面白い本です。

 平山優著『戦国の忍び』(角川新書)

 著者は武田氏、真田史研究の第1人者で大河「真田丸」の時代考証を担当した先生、山梨在住でなんと高校の先生でもあります。斯界では著名な方ですね。

 本書では、武田、上杉、織田、徳川、伊達、北条など戦国大名たちが雇っていた忍びの実態が古文書の引用と現代語訳で説明されていて、忍びの「労働条件」や「働き方」がうかがえて、すごく面白い。

 ただ、資料的にきちんと裏付けながら進むので、忍びの技を学ぶとか、ドラマチックな物語を期待してはいけません。

 忍びをやっていたのはどういう人たちだったかというと、有名な伊賀、甲賀といった元侍身分だけでなく、多くがアウトロー出身でした。当時は「悪党」と呼ばれる人たちだったそうです。飢饉や災害で食い詰めた庶民や身を持ち崩した侍、罪人で罪一等を減じられる代わりに忍び働きを命じられた人たちなど、その出自は多様でした。

 彼らは、諜報、索敵、待ち伏せ、暗殺、略奪、放火などの任務を務めていました。常に命がけで、侵入先で敵の忍びや兵士に見つかれば即戦闘になるので、損耗率、死亡率は高かったようです。戦国の戦というと日中行われた、大規模で華々しい戦いばかりが話に出ますが、実際の戦は忍びがいなければ成り立たなかったのでした。そのため、各大名は大量の忍びを抱えなくてはならなかったようです。

 一つの戦や城攻めに、100人単位、あるいは千人ほどの忍びが動員されたこともあったそうです。

 小田原合戦を前に関東管領・上杉憲正が「忍びはいくらでも必要だ」と話した文書もあるそうで、「彼らが常に補充を必要とされる存在、すなわち損耗率が高い人々だったことを窺がわせる」ということです。

 それでも正式に侍になれたり、土地がもらえるわけではなく、その時だけのお給金がもらえる「非正規雇用」でした。 

 戦国にハローワークがあれば、「忍び募集(随時)、給与:契約金・支度金の一時支給、ボーナスあり(敵地での略奪)、勤務時間24時間、期間:敵城の落城まで」といった求人が常にあったということになるでしょうね。

「戦場では頼りになる存在だが、素行不良で、その任務も決して洗練されているとはいえぬものとして、武士からは、蔑視の対象ともされていた。」というから、一生懸命やっても評価されにくい、かなりブラックな仕事でした。

 とても勉強になりました。

 一度、このようなリアルな忍びをテーマにした時代劇を見てみたいとも思いました。

 まさに現代のわれわれ、非正規労働者の共感を呼ぶことでしょう。

 

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April 17, 2021

『論語と算盤』

 大河ドラマ「青天を衝く」は意外に面白いです。渋沢栄一は全くと言っていいほど知らなかったので、その面でも興味深いです。

 経済活動を道徳哲学と結びつけ、「すべては公益のために」という思想は、共同体感覚に通じますね。

 ただ臨床家的には実業家としてより、妾や愛人とその子どもがメチャクチャたくさんいたというところに興味がわきます。Wikipediaでは妾は3人、子どもは20人ぐらい。他にもたくさんの愛人がいたとか。ネットでは20~100人説もあって尋常じゃない。

 あの時代は妾、愛人を持つことは地位のある人には当たり前のことですが、これに対抗できるのは、女遊びが過ぎて明治天皇にたしなめられたという伊藤博文くらいか。

 それだけ食わせることができたということかもしれませんが、家庭マネジメントはどうしていたんだろうと思ってネットで調べたら、正妻(お千代さん)と妾を住まわせていたこともあったとか。妻妾同居というやつですね。こちらの方のマネジメントも天才だったみたい。

 ドラマの描き方を見ると、女性に囲まれた男子ということで、自然に女性と仲良くなるコツを会得していたのか、生前のお写真を見るとなんか愛嬌がありそうで、母性本能をくすぐる方だったのかもしれません。

 ドラマではここのところはどう扱うのでしょう、無視するかもしれません。ただ、その関係者には現在でも活躍している方々がいるみたいだから、その方たちは不満でしょうね。

 でもあまり大らかに、渋沢栄一を演じる吉沢亮君がお妾さんのところに出入りするシーンをやったら、フェミニストはじめ世間が許さないだろうし。

 注目です。

 NHKのEテレ「100分de名著」でも今月は、渋沢栄一の『論語と算盤』が取り上げられています。

 なかなか面白い内容ですが、実は番組に出ている解説者でテキストの著者、守屋淳氏とは私、大学でクラスメートでした。第2外国語のクラス(中国語)でご一緒したのを覚えています。専門が違ったしあまりお付き合いはなかったけど、今でも覚えているくらいだから印象はあったのでしょう。

 知っている人が活躍されていて、その面でもうれしいです。

 

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April 13, 2021

武田信玄展開幕中

 山梨県立大学の前期がスタートし、今年度も前期はコミュケーション学と発達心理学の二つの授業を持つことになりました。

 しかし、またもやオンライン授業。

 大学としては実習や演習のある科目は対面で始めるようですが、非常勤の講義中心の科目は遠隔と相成りました。

 もう慣れたからこれでいいかな、というあきらめの境地になりつつあります。

 今日キャンパスに行きましたが、学生たちがいたのは新鮮でしたね。

 去年は人っ子一人いなかったですからね。

 やっぱりここは大学だったんだ、思えてなんかうれしい。

 歴史好きが高じて、講義でコミュニケーションの困難さを伝えるためのたとえ話で戦国時代を持ち出してしまう私は、先日山梨県立博物館の特別展、「生誕500年 武田信玄の生涯」に行ってきました。

 今年は武田信玄生誕500年に当たるそうで、その記念企画です。

「風林火山」の旗とか貴重なものがたくさん展示されています。

 武田方だけでなく、北条や上杉の絵画や文書も並んでいます。

 私は文書を一つ一つ読んでいたら、2時間も滞在してしまいました。気がついたら閉館間際。

 平日だと館内はガラガラ、こんなコロナの時期ですが、是非観に行きましょう。

 信玄を通して、戦国時代の様子が詳しくわかりますよ。

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April 09, 2021

コロナ禍の合気道とコロナ自粛の不条理

 先日NHKの「あさいち」で合気道を特集していました。

 コロナ疲れ、ストレスの対処に合気道が薦められていました。

 合気道的生活のススメ

 心身統一合気道の現在のトップ、藤平信一先生が出演されていました。いかにも武人といった面持ちだったお父様、光一先生よりずっと親しみやすく、優しそうな感じの方ですね。あれなら、あの時間帯でも大丈夫(?)でしょう。

 心身統一合気道は、脱力や丹田の効果を確認するためのいくつものワークをやっていて、私はスクールカウンセリングでメンタルヘルスの授業や講演をする時に実演することがあります。生徒たちの驚きと食いつきが良いので、面白いです。

 本ブログでも何回か藤平信一先生の著書や合気道を紹介させていただきました。

 動じない

 臍下の一点

 リラックスこそ最強

 心理臨床家は、合気道は学んでみる価値はありますよ。面接の態度が変わってくるのではないかな。

 ところで、合気道や太極拳をするくらい生活にまだ余裕がある人はいいのですが、世間にはそれどころではない、自粛によってまさに生存の危機に立たされている人がたくさんいます。

 コロナ自粛の問題を京都大学の藤井聡先生がいろいろなところで発言されています。

 私はYouTubeで良く学ばせていただいていますが、ネット記事もあります。

京大・藤井教授が憂慮。頭の良い言論人さえ気づかぬコロナ自粛の不条理さ  

 感染症対策で「命を大切にする」とかいって、実はその命の基盤を掘り崩しているのが、今の日本なのです。

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April 06, 2021

ブリーフサイコセラピー学会でアドラー心理学WS

 5月の日本ブリーフサイコセラピー学会第31回オンライン大会で、光栄にもアドラー心理学を紹介します。

 ワークショップ

「アドラー心理学の実践 ~ 臨床技法・理論・思想を連立させながら実践するということ」というタイトル。

 講師は八巻秀先生(駒澤大学、SYプラクティス)と私が務めさせていただきます。

 ブリーフセラピーとアドラー心理学の共通性、類似性は以前から事情通の人たちには知られていたことです。私はもう長いこと両者を混然一体と実践してきました。

 両者は、アメリカ生まれとヨーロッパ生まれ、技法重視と思想重視などの違いはありますが、ブリーフセラピーも近年は価値観や思想を改めて検討する流れがあるようです。

 この機会に改めてセラピーについて考え、技法の幅を広げていただければと思います。

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April 02, 2021

王仁塚の桜

 桜が各地で咲き誇っていますが、山梨もいくつかの桜の名所が満開で、それなりに人出で賑わっているようです。

 いいんじゃないですか。

 昨日、甲府盆地西部にある王仁塚(わにづか)に行ってきました。

 わに塚のサクラ/韮崎市観光協会

 樹齢330年のエドヒガンザクラ。古墳の上に一本屹立する大木で、堂々たるものです。

 この古墳には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の王子、「武田王」が葬られているという伝承があります。

 甲斐源氏の先祖が平安時代にこの地に来て住みつき、武田王にあやかって「武田」を名乗り始めたという話もあります。

 散り始めていたから、もう今年は終わりかな。よろしかったらいつかお訪ねください。

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March 30, 2021

古賀稔彦さん死去

 柔道の金メダリスト、古賀稔彦さんの突然の死は大変残念でした。

 私は柔道には関心があまりないので、本ブログで取り上げることはほとんどありませんが、古賀さんは「柔よく剛を制す」を体現された柔道家として、敬意と好感を持っていました。

 私が学んでいる中国武術はスポーツではなく護身術で、使いようによってはケンカ術、殺人術にもそのままなるものなので、ルールがない分、「柔よく剛を制す」は実現しやすいと言えます。戦ってよし、逃げてもよし、殺してよし(よくないか)。

 でもルールが定められているスポーツ武道の場合、体格的に小さい人が大きい人に勝つのは至難の業のはずです。

 そこを勝ち抜いたのだから、大変な才能と努力があったのだと思います。

 関係者も古賀さんの凄まじかった努力を讃えていますね。

 それにしても、私より年下の人が亡くなると、直接関係がない人でも胸に来ます。

 選手ではなくても、武道家としてはまだまだこれから成長をしたでしょう。

 ご冥福をお祈りいたします。

 

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