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November 04, 2005

スポーツチャンバラをやってみた

 先頃の週末に、息子を連れて、スポーツチャンバラ親子無料体験教室に行ってきました。スポーツチャンバラ(略してスポチャン)は、空気の入ったゴムのチューブを刀にしてチャンバラをする武道というか、レクリエーション的なスポーツなんですけど、なかなか自由な発想で活動していて、以前から体験してみたいと思っていました。刀も短刀から長刀だけでなく、槍もあったり、剣道と違って自由に相手の体を打てるし、宮本武蔵ばりに二刀流で戦うことも可能なのです。

 そこは基本的に子どもの放課後用スポーツ・クラブとして活動し始めたところらしく、当日大人で参加していたのは私と誰かのお母さんだけだったので、思い切り打ち合うことはできませんでしたが、しばし息子とチャンバラができて楽しかったですよ。息子も他の子と試合をしたら、初めてなのに勝てたりして、「また来たい」なんていってました(いつも三国志の関羽や呂布の真似してる変なガキなのです)。

 市販のプラスチックのおもちゃの刀は、子どもが振り回しても指や手に当たるとけっこう痛いのですが、エアー刀はその心配がありません。試合では頭に防具を着けますし、好きなだけ打ち込めても、安全なのがいいですね。その分、精妙な剣技、術理を会得するというわけにはいかないでしょうけど、反射神経や動体視力の訓練にはなりそうです。

 実はスポチャンには以前から注目をしていて、何年か前児童相談所にいたとき、庶務に頼んで、エアー刀を何本もスポチャン協会から買ってもらったことがありました。児相には不登校や発達障害、被虐待児などが参加する軽スポーツのグループ活動があるのですが、そこでボールやバトミントンなどと一緒にこのエアー刀を置いておくと、必ず男の子たちを中心にチャンバラが始まるのです。私も相手をして斬られまくりますが、心理や福祉を学んでいる学生さんがボランティアで参加してくれる時に、彼らを餌食にして戦いを挑ませたりすると大いに盛り上がります。エネルギーや攻撃性の適度な発散になるので、レク的な活動だけでなく、遊戯療法のツールとしてもとてもお勧めですよ。

 古来より、武道好きの人間は自分のやっていることに誇りを持ちながらも、何となく他の武道も気になっていたりするものです。私ももちろんそうなのですが、下手に道場破りみたいな態度でいると、不要な諍いを呼んでしまうことにもなりかねません。特に内心批判的に思っているところに行く時は、僕もいっぱしの武道理論家気取りですから論争になってしまうかもしれません。こんなことで師や仲間に迷惑をかけるわけにはいきません。

 そこで親子体験教室みたいなのを利用して、楽しく見学、体験をさせていただいております。子どもをダシにするのね。今のところ武道好きに洗脳できてますもので(^_^;)。これまで日本少林寺拳法と養神館合気道に行ったことがあります。予想していた通り、少林寺拳法は自分がやっている中国柔拳とは突きや運動原理についての考え方が大分違うなあと思いました。まあ、世間一般は誤解しているけど、あちらは中国武術じゃないらしいからね。私もちょっとやっただけでよくは知らないけど。

 そんなで、今後もいろんな武道場を見に行くかもしれませんが、山梨の各道場主の皆様、怪しい親子連れと思わず暖かく受け入れてくださいね。

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Comments

なるほど、その方法はなかなかいいですね。
私は剣道もずっとやっておりますので、
その常識が邪魔してなかなかスポチャンはマスターできないでしょうけど・・・。
私も子供が大きくなったら体験教室、行ってみようと思いました。

Posted by: Dr.バサラ | November 07, 2005 04:35 PM

Dr.バサラ様
 いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
 剣道やっていれば、最初は慣れないでしょうけど、やっぱり強くなりますよ。実は以前スポチャンをレク活動でやったときに、剣道をしていたらしいお爺ちゃんに軽く小手をパシッと打たれて、さすがだなあと思った経験があります。いつか是非お試し下さい。
 僕も今度チャンスがあったら太極剣や形意剣の動きで対抗しよう。

Posted by: アド仙人 | November 08, 2005 12:01 AM

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