最近、社会派
恥ずかしながら私も立派な中年の年齢になりまして、最近は関心の傾向が変わってきたのを感じます。
根っからの文学、哲学、心理学好きが、最近は社会や政治、経済の動向に関心が向くようになってきたのです。新聞もテレビ欄じゃなくて一面から読むようになったし(アホか)。人生の後半にさしかかってきて、これがユングのいう個性化の過程なのでしょうかねえ。
つまりは、芸術を愛する内向的な紅顔の美青年が、何にでも顔を出す厚顔無恥のエロオヤジに変貌を遂げたたわけです。人生は儚い・・・。
そこで、最近私が社会勉強のために巡回しているブログ、HPを紹介させていただきます。
奥田健次の教育改革ぶろぐろ部
行動分析家、行動療法家の奥田健次先生のブログ。私はメンタリティー的には、行動療法的なものが合うのですが、奥田先生の歯に衣を着せぬ直言に、感じてはいてもうまくいえないことがさっぱりと晴れる気がして、いつも深く納得しています。反小泉心理学者の急先鋒ですね。歴史的にアグレッシブな行動科学者の系譜を見事に継いでおられます。
それに先生の新撰組のコスプレ姿も良いですね。いつか僕も真田幸村の甲冑でも着てブログに載せてみようかな。
MORITA RESEARCH INSTITUTE CO,LTD
政治評論家、森田実氏のサイト。反小泉の気骨を感じます。毎日のように更新して小泉政治批判をしているところがすごい。
副島隆彦の学問道場
異色の国際政治学者、副島隆彦氏のサイト。実は最近副島氏の著作にはまってます。なかなか個性的な人物のようだし、人によって好き嫌いはありそうだけど、私は氏に真の知的誠実さを感じています。日本がいかにアメリカに操られている属国状態に陥っているか、その上で近未来の戦争に向かって日本が駆り立てられているかが理解されてくると、絶望的な気持ちになりますが、読後は気合いも入ります。会員ではないので、「今日のぼやき」「気軽にではなく重たい気持ちで読む掲示板」をよく読んでいます。
小泉内閣の支持率が一桁台になるまで
いくつかある小泉批判のブログでも、自民党支持者でありながら、誠実に建設的な批判を繰り返しています。苦手な経済分野の勉強にもなります。
立花隆の「メディア ソシオ-プラクティス」
ジャーナリスト、立花隆氏の小論がほぼ週一のペースで出ています。昨今メディアを賑わす、保守系論壇による女系天皇批判論の非科学性をついた最新のコラムはおもしろかったです。
ヘブライの館2
栗本慎一郎氏の「パンツを脱いだサル」を読んでから、最近はユダヤ問題にはまっています。そしたらすごいサイトを見つけました。
ユダヤ問題、国際政治について、様々な角度からの情報量がすごい。ここでも書いた(パンツを脱ごう!「パンツを脱いだサル」読了)アシュケナージとスファラディーという二種類のユダヤ「人種」の歴史、ロックフェラー家とロスチャイルド家の対立、中東問題など、とても興味深い情報満載です。
思想的立場はみんなそれぞれだけど、今の政治・社会状況に対する深い危機感は共通しています。
ただいま、鋭意勉強中です。理解が進んだら、いずれ自分なりの意見を述べてみたいと思います。
Comments
TBいただき、ご紹介いただきましてありがとうございます。
駄文を垂れ流しているだけなので、恐縮してしまいますが、ご期待にそえるように頑張りたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: レッツら | December 04, 2005 08:53 PM
レッツら様
ありがとうございます。あまり政治・経済とは関係のないことをやっていますが、最近は無視してはいけないと思うようになりました。それに、政治・経済も一種の心の現象といえる面もあるかもしれません。
貴ブログでこれからも学ばせて下さい。
これからもよろしくお願いします。
Posted by: アド仙人 | December 04, 2005 11:32 PM