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December 09, 2005

ダイエットなんかしない

 健康診断の結果が戻ってきました。血圧、尿検査、血中脂質、腎機能その他、おおむね正常値で、健康体といってよいようです。来年も元気に仕事ができそうです。

 しかし、検査結果通知書の最後にある注意事項になんと、「肥満傾向です」とあるではないですか!おまけに「肥満を解消しましょう。やせちゃお教室(肥満教室)の受講をお勧めします」だって。
 BMIが24.8(基準値18.5~24.1)で、ちょっと飛び出たためのようですね。
 このまま太り続けて、中年太りに突入することをわざわざ警告してくれているのでしょうか。

 きっと私はこのまま太り続けるでしょう。しかし、私はこの所見に反対します。これはけして肥満ではなく(別に肥満でもいいけど)、古来東洋に伝わる臍下丹田が発達した成果であると宣言いたします!

 確かにここ近年、私の下腹はとみにプックラと膨らんできました。おへその下から、まあるく出ているのです。人から「おまえ最近、体型が変わってきたな」と言われることもあります。でも、私のお腹はプヨプヨ、ブヨブヨではなく、めちゃ弾力があるんですよ。けして何段も腹筋が割れているのではないけれど(そういう鍛え方はしていません)、きっとそれ以上に堅く弾力性があるんです。

 丹田とは、「下腹部の、臍の下にあたるところ。ここに力を入れると健康と勇気を得るといわれる」(広辞苑)とされており、という字も当てられます。東洋医学では気海というツボがあるところで、気が湧き出るところとされているようです。丹田は東洋的身体論では常識ですが、目に見える実体ではないため、こういったものは近代日本では忘れられがちでした。でも最近齊藤孝さんや高岡英夫さん、甲野義紀さんらの活動に注目が集まるにつれて見直されてきています(特に高岡氏の身体意識論からの丹田解釈についてはいずれここでもご紹介します)。

 自分の場合、八卦掌という拳法を学び始めてから、お腹が発達し始めたような気がします。中国武術の中でも最も高度なものとされていますが、体験的にもかなりの心身の鍛練になりました(やり方は書けませんが)。
 その八卦掌を伝えた私の師匠の師匠、王樹金老師は、まさに布袋様みたいな体型で、挑戦者にお腹を叩かせて逆に腕に怪我をさせたとか、数メートル吹っ飛ばしたという話が伝えられています。嘘でも誇張でもなくて、高名な空手家や武道家が実際に体験したことです。極めつけは、当時のボクシング世界ヘビー級チャンピオンのジョー・ルイスやジャック・デンプシーのパンチを平然と肚で受け止めたことでしょう。

 単に打撃に打たれ強くなるだけでなく、丹田ができてくると心理的にも影響が大きいといいます。物事に対して動じなくなるとか、泰然自若、清濁併せのむ度量が備わるといいます。中国でいう「大人(たいじん)」の風格が漂うそうです。
 じゃあ私がそうなのかと問われると・・・恥ずかしくて自分ではちょっと言えない(*^_^*)。
 ただ、自分の体が変わってきたなと自覚し始めた時期から、カウンセリング場面や、児相だとけっこう緊張する場面があったんだけど、そういう時でも割合平然と受け止めて、適切に返すことができるようになったかなと思っています(単に慣れただけかもしれませんが)。これでも昔は小心者だったの。

 とにかく、そういうわけで、自分は(ただの)肥満ではない、太ってきたのは認めるが、たかだか西洋医学の健康診断では検出できないほどの高度な心身の状態なのだと大見得を切って今回は終わりたいと思います。

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