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January 02, 2006

年頭の所感:本ブログの立ち位置

 なんて、お堅い題ですけど、年のはじめに当たり、改めてここのブログのテーマというか方向性を点検してみるのも、タイムリーかなと思いまして.。

 私は、アド仙人というハンドルネームを名乗っていますが、完全な匿名になるつもりはなく、しようと思えば誰かは容易に特定できるようにはしているつもりです。
 山梨の臨床心理士(人数は多くない)で、アドラー心理学を主にやってて、武術、しかも中国武術や気功もしている公的機関の心理士なんて、もう一人しかあり得ません。
 アド仙人はどこだ?

「山梨」の冠をかけているのも、山梨在住で(近県でも可)武術の稽古場を求めている方が、万が一いらっしゃったら、アクセスできるようにしたいからです。もしこんな私と汗を流したかったら、是非いらしてくださいね。痛いことしないから(笑)。

 でも武術・武道にのみ関心がある方がここに来ても、何だか小難しいことが書いてあって「なんじゃこりゃあ」と思われるでしょうね。
 宣伝効果はあまりなさそう・・・。今年の課題ですな(でも自分がやっている限り変えようがないけど)。

 臨床心理については、専門職の方や心理学にかなり関心の高い方向けになっているかと思います。この分野での自分の立ち位置については、私は次のような自己イメージを持っています。

心理芸者であること  心理療法で食う人々
 臨床心理の仕事をされる方はいろいろなお立場があり、求めている理想像もそれぞれだと思います。ブログをされている方は自分の印象では、学生さんか研究者か、臨床家でも研究志向も持っている方が多いかなという印象があります。
 私自身は現場以外知らない人間で、いわゆるアカデミズムともほとんど切れています。自分のやりたいこと、学びたいことだけをしがらみを越えて(勝手に)学んで実践してきました。
 ここで頻繁に述べているアドラー心理学も、私が正統であるとか代表しているというわけでは全くありません。あくまで私の理解を通したものでしかありません(だからあまり真に受けないでね)。
 敢えていえば、在野の研究者ということでもいいのですが、私は学んだ臨床心理学的知識、技術を芸として身体化し、お客様(クライエント)に披露し、共に楽しむ場を作る職人になりたいという意味で、心理芸者と名乗っております。でも時には、心理武芸者になって、乱暴狼藉を働くかも(笑)。

周辺にいること、越境者であること
「知の正統なパラダイム」に目配せしながらも、そこに収まりきらない知というものを嗅ぎ分け、時に入り込んでいくというのが私のスタイルです。もちろん、足元にも及びませんが、G・ベイトソンや南方熊楠みたいに様々な領域を越境しながら、自由に思索し、実践を行っていけたらいいなと願っています。
 割と直感力、先見力はある方と勝手に思っているので、「まともな」研究者や臨床家の方にはご笑読いただきながら、何かの参考にしていただけたら幸いです。

ローカル性を大事に・現場から発言すること
 特にこの世界には、道を切り開いたり、旗を振る人、それに追随する人の発言は、書籍や学会活動などで目に付くのですが、それは全体の中のほんの一部に過ぎなくて、それを学んで現場で実践する人の自由な発言というものは、ブログの登場まであまりなかったように思えます。
 クライエントが享受する前に、実は我々一臨床家が「臨床心理学的商品」の第一次の消費者であったのですが、大体資格制度やらスーパーヴィジョン関係やらのしがらみもあるし、みんな「いい子」だから、自由にものを言うことはしにくかったのかもしれません。
 その点、私はほとんどしがらみがないので、これからも思いついたり、面白いと感じたことを紹介したり、表していきたいと思っています。

 というわけで、改めて本年もご贔屓に、よろしくお願いいたします_(_^_)_

 

 
 

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