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April 28, 2006

児童心理司が増える?

 少し前のニュースですが、私の世界ではちょっとした明るい話題です。児童相談所でカウンセリングや心理テストを担当する児童心理司(私もそうよ)を増やしてくれるそうです。

児童心理司に配置基準 福祉司3人に2人以上

 児童相談体制の在り方を検討していた厚生労働省の研究会(座長・山縣文治(やまがた・ふみはる)大阪市立大教授)は23日、児童相談所で子供の心理診断やカウンセリングをしている児童心理司について「児童福祉司3人に対し2人以上を目安とし、1対1を目指す」との配置基準を設けることを決めた。
 厚労省は相談所の運営指針に盛り込む方針。虐待の急増で「子供の心のケア」の必要性が高まっており、将来的に心理司の数を増やす考えだ。
 厚労省によると、虐待に悩む子供や家族の支援では、児童心理司のほか、生活相談や家庭環境の調査をする児童福祉司がチームになって当たる必要があるとされるが、福祉司が全国に約2000人いるのに対し、心理司は約900人で、人数不足が指摘されている。(共同通信) - 3月23日21時3分更新

 ここ数年、児童虐待がクローズアップされる中で緊急対応を求められる児童福祉司(ケースワーカー)が全国の児童相談所でいくらか増員されました。でも心理職たる児童心理司はほとんど何も音沙汰なしだったので、ようやく光が当たったという感じです。

 児童福祉司とペアになって動くことが多い仕事なので、当然同じくらいいなきゃいけないのに、全国的に実際はかなりアンバランスだったのですね。財政難、人員削減の嵐の中ですが、是非、そうなってほしいです。仲間は一杯いた方がいいね。

 虐待だけでなく、子育て一般の悩みや障害児療育、非行、不登校も扱うし、子どもに関われば当然親御さんに関わり、その中で夫婦関係、家族関係も扱うこともあるので、大人の心理療法だってやるし、ホントに幅の広い臨床活動ができますよ。
 地域に出向いていくことが多いので、臨床心理士会にいわれなくても「臨床心理学的地域援助」も自然にできますし。
 学部卒でも院卒でも、また臨床心理士であってもなくても、公務員試験に受かればよいのでとても公平にチャンスが開かれています(ただ今は不景気で狭き門かな。自分の時はバブルでラッキーだったけど)。

 やる気のある人、待ってます(^-^)。

   

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Comments

始めまして。私は、47歳ですが、おととし、アメリカの大学にて国際関係を勉強してから、国際協力に大変興味を持っているものですが、国際協力で、私が関わって生きたいことは、貧困やエイズで親のなくなった子供たちのことです。そこで、これから、大学へ行って勉強したいと思っているのですが、Websiteで、東京福祉大学で、児童心理司の資格が、取れるということで、この児童心理司は、国際協力のNGO、NPO に携わっていくには、役に立つ資格でしょうか。ご連絡お願い致します。

Posted by: Matthew&Anne | January 09, 2007 12:03 AM

Matthew & Anneさま

 国際協力を志されているとのこと、素晴らしいですね、是非頑張って下さい。
 お尋ねの児童福祉司についてですが、日本では、普通児童相談所のソーシャルワーカーのことを指します。国家資格ではなく、任用資格というか、その仕事をするときに就くときに与えられます。

 ただ最近の児童虐待の問題などで専門性を高めることが求められ、福祉系の大学や研修機関で学んで取れるようになっているようですね。

 ただ児相に採用されるのに必須というわけではなく、採用されてからスクーリングで学んで取りに行く人も最近はいます。

 私は若い頃児童福祉司をやっていました。とても責任の重い、難しい仕事だと思います。

 NGO、NPOに役立つかどうかは正直そちらの世界にいないものでわかりません。すみません。
 子どもの福祉に携わるには、子どもの心身の問題や社会福祉、法律制度など必要な勉強ができると思います。
 ただ必須かといわれれば、元々児童相談所や日本の児童福祉に携わる人向けのものなので、それほどではないかもしれませんね。

 曖昧な回答ですみませんが、ご希望される分野でのご活躍を祈っています。

Posted by: アド仙人 | January 09, 2007 10:42 PM

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