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October 04, 2006

推手を学ぶ

 こちらの地域で精神医療に携わる知人で、流派は違いますが本格的に太極拳を学んでいる方が、甲府で「推手の講習会」を開いたので、友人と共に参加しました。

 推手とは、太極拳など柔的拳法で行う独特の組み手稽古です。手首や腕を触れ合わせた状態から、交互に押したり突いたりして、それを受ける側が流したりさばいたりして、攻撃に転じるものです。
 実際に見てみるとわかるのですが、遠間から飛び込んだりする空手や距離を置いて殴り合う他の格闘技とは大分雰囲気が違います。
 狭い間合いで腕でがくねくねと動き回って絡み合っているような姿は、不思議な印象を与えるようです。相撲と合気道が一緒になったようなものというか。

 流派は違うけどこんなの や こんなの

 その講習会は呉式太極拳をやっている人が先生でした。
 太極拳にはたくさんの流派がありますが、呉式も古くからある名門です。簡単にいうと、太極拳は流派の創始者の姓で区別されることが多いのです。チェンさんち(陳家)とかヤンさんち(楊家)とかウーさんち(呉家)の太極拳と呼ばれるのですね。

Wikipedia-太極拳

 呉式太極拳の推手を学びながら、胸、肩、肘の力の抜き方を丁寧に教えていただきました。けして逆らわない、無駄に身体をねじらず、フワッと相手の力をかわしてこちらの力に転換してしまう技では私が習っているのと共通の原理も多く、太極拳の奥深さを改めて感じましたよ。

 力を抜くことの重要性はいろいろなところで説かれていますし、私もずっと以前書きました。 太極拳体験2・脱力を極めたい

 脱力の具体的な習得法として確立されている推手は、対人関係の技術としてもとても有効だと思います(素人はいきなりは無理だけど)。

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