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November 01, 2006

世界史はどうしよう?

 騒ぎが収まりそうもなく、自殺者まで出した高校世界史未履修問題ですが、政府は妥協的解決策で沈静化の方に動いているようですね。

 それに怒りを表明した戦う行動療法家、奥田健次先生が(現実性はないけど)良い代替案を出しています。

与党の救済措置が、日本を滅ぼす。【高校必修単位偽造事件】

 そうなれば最も筋が通っていてすばらしいけど、教育者的発想ではあります。現実の読み方として、多分真実に近いと思われるのが文芸評論家山崎行太郎先生の「毒蛇山荘日記」ではないかしら。

いじめ」と「履修漏れキャンペーンの裏にある政治的謀略について…。

ここ数日、マスコミでは、「いじめ」と「履修漏れ」をめぐる大キャンペーンが展開されている。寝てもさめても「いじめ自殺」と「履修漏れ」である。いじめられていたという女子生徒だけではなく、弾みかどうか知らないが、何を勘違いしたのか教師や校長まで、流行に乗り遅れまいとして「イジメ自殺」(笑)する始末だ。まるで、北朝鮮の核実験問題などなかったかのような大騒ぎである……(笑)。この突然、持ち上がった「教育問題キャンペーン」は何を意味しているのか。本気で考えなければならない問題なのか。むしろ、これは、何かを隠蔽するための、あるいは何処かへ誘導するための陽動作戦ではないのか。もし、そうだとすれば、では、敵は、なにを隠蔽し、何処へ誘導しようとしているのか。この大教育キャンペーン意味しているものは、おそらく安倍一派の「教育改革」への地ならしだろう。そうでないとすれば、突然、こんなに教育問題が次から次へと一挙に噴出してくるはずが無かろう。マスコミが主導するキャンペーン流行って、ほんとに怖いね。

 どこの学校でもやっている未履修が突然発覚したのは偶然か故意か不明ですが、メディアがこうも騒いでいる以上、必ず「大きな意図」が動いていると見る方が「大人」だと思います。けしてマスコミは集団ヒステリーにはなってはいないよ(末端はそうでも)。

 この問題の政府の解決策で高校生、若者に詐欺を教えるのかといきり立つのも正論だけにかえって無駄だなという気がします。詐欺なんて今さらだよ。

 今回の最も教育的な意義とは、「国家、為政者、偉い大人は詐欺や騙し、ごまかし、偽装のし放題、目的のためには手段を選ばないのだ」という正しい姿を身をもって学んでもらえたことではないでしょうかね。

 

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Comments

 お邪魔します。
 「いじめ自殺」なるものを、少しでも減らしたいのなら、注目しないのに限るのにね。
 とだけ言っておきましょう。

Posted by: 蚯蚓海豹 | November 01, 2006 at 11:50 PM

 蚯蚓海豹さん

 メディアが強化、増幅している「流行病」という面は確かにあると思います。
 因果関係として証明できないのがむかつくところですが。

 やっかいな時代ですね。

Posted by: アド仙人 | November 02, 2006 at 11:55 PM

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Tracked on November 02, 2006 at 12:03 AM

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