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November 06, 2006

キノコ狩りとチャンバラ療法

Photo_17  ある秋晴れの一日、相談所に通う子たちと一日富士北麓へ行楽。

 午前中は陶芸教室、午後は芝生の広い公園で散策。

 松林が周囲に広がるその一帯は、夏から秋にかけていろいろな種類のキノコが生えてきます。
 私は10年ほど前、ビギナーズラックでこの辺りでなんと松茸を3本も採ったことがあるのです!
 あの感激は忘れられない、100%天然物純国産の松茸でした。美味しかった・・・。

 以来、詳しくはありませんがキノコ狩りが好きになりました。

 子どもたちが遊具や芝生で遊ぶ中、私がキノコを採ってきて見せると男の子たちは関心を示して一緒に林の中を歩きました。
 もう季節は晩秋で大きいのはなく、小さな名前も知らないキノコしかありませんでしたが、いちいち見つけては「これ毒?」とか聞いてきます。
「多分ね」と適当なことを言いながら、キノコの話をしました。

 いくつか採って女子職員や女の子に見せます。アミタケの大きくなったやつにはみんな驚きますね。食べられるものもありましたが、間違って変なのを持って帰って食べるのは困るので、そのまま自然にお返ししました。

 そんな中、一人元気な子が棒きれを見つけてきて、チャンバラを挑んできます。丁寧に私の棒も持ってきてくれました。
 そこで応じなければ男じゃない、とチャンバラを始めます。
 でもおもちゃの刀じゃない、でこぼことした棒なので当たると擦りむいてかなり痛そうです。

 相手の子もそれなりに加減はしてくれますが、そこは子どもですから簡単にエスカレートします。「おりゃー」と棒を振り回してかかってきます。
 私はまさか本気で反撃するわけにはいきませんから、攻撃を受け止め、いなし、さばくに留め、「やーっ」と軽く攻める振りをします。
 相手の子は喜んでもっと打ちかかってきます。
 そこをうまくコントロールしながら、子どものエネルギー、攻撃性を発散させるのがこういう遊びのミソですね。

 コツは相手の攻撃を柔らかいタッチで受け止めたり流すことかな。ガツンと受けるとダメみたい。けっこう難しいよ。

 その姿は、半身の姿勢で片手に棒を持ち相手を迎え撃つので、まさに普段学んでいる中国の剣術、太極剣や形意剣さながらです。
 まるで映画「英雄/ヒーロー」のジェット・リーみたい(?)。
 自分の身を相手の切っ先から守りながら、回り込んで攻める剣術の巧みさを、こんなところで学ぶことができましたよ。

 ひとしきりチャンバラをして、「わー、もうダメ、降参降参」とギブアップしたら、やっと終わってくれました。

 しかし、子どものエネルギーはすごいわ。
 楽しかったけど、疲れて果てて帰りのバスは熟睡。

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