« 「私家版・ユダヤ文化論」 | Main | 「カウンセリング解体新書」 »

December 03, 2006

認知療法を学ぶ

 師走に入った週末、上京して私の学舎ヒューマン・ギルドにて「うつと認知療法セミナー」に参加しました。

 認知療法、認知行動療法について私は、本を通してのほとんど独学なのですが、元々アドラー心理学と相性がよいのでなんとかそれっぽくやってきました。
 またブログで知ったり教えていただいた情報やつながりの中で、少しはわかるようになってきたところもあります。
 そんな中、念願していた「認知療法直接伝授」をしていただく機会を得ました。

 講師は山梨県立短期大学助教授、精神科医の坂本玲子先生。そう、私の地元・山梨にいる人です。
 実は以前から坂本先生は存じ上げていたし、直接お話したり飲み会の場にご一緒したこともあったし、職場もかぶってた時期もあったのですが、本格的に学ばせていただくのは初めてです。
 アドラー心理学も医学部の研究生の時からヒューマン・ギルドで学ばれていて、アドレリアンとしても14,5年ですから、ほとんど私と同じくらいのキャリアがあります。
 認知療法も長く大野裕先生のところなどで学ばれていて、実践を積まれています。この春にはフィラデルフィアのベック・インスティチュートで研修を受け、かのアーロン・ベックにもお会いしたとか。

 こんな凄い方が近くにいたなんて。
 しかも医者になるまでの道がおもしろくて、早稲田の文学部で国文学を学ばれて教員として社会人になってから医師の道を志されたとのこと、並大抵の知力体力意思力ではないようです。

 しかも文学部にいたせいか、表現力があって、話が凄くおもしろいの。
まさに「変幻自在のキャラ姉さん」みたいな感じで、女子高生や今時の若い女性の口ぶりを真似ての恋愛話一人ロールプレイにはゲラゲラ笑った。
 これは私には絶対できない芸当だ(みんな気持ち悪くて卒倒するに違いない)。
 前から医者にしては面白い人だと思っていたけど、これほどとは。

 もちろん治療的実力もしっかり持っておられます。

 ヒューマン・ギルドでも何回か講座を持っていて、既に人気講師の地位を確立しつつあるようですし、これからの注目株と見ました。

 内容は専門的なので省きますが、認知療法の初歩的なことから段階的にしっかりと伝えていただきました。

 先生によると、ベックは初期にアドラー派とホーナイ派の訓練を受けたそうです。なるほど、やっぱりね。

 良いものには感化されやすい私は、坂本先生の明るいエネルギーに触発されたみたい、これからの学びのターゲットは今さらだけど、認知療法にしよう!

|

« 「私家版・ユダヤ文化論」 | Main | 「カウンセリング解体新書」 »

Comments

アド仙人さま

お久しぶりです。copingです。昨日コメントを書いたつもりが,うまくUPできていなかったようなので,再度書き込みいたします。

「認知療法直接被伝授」,おめでとうございます!
坂本玲子先生は,私が大好きな先生の一人です。
「恋愛話一人ロールプレイ」,私も見たかったなあ。

かなり前に,坂本先生から,とある学会で
早期回想について教えていただき,
CBTに役に立つ考え方&方法であると,
私なりにアレンジして,使わせてもらっています。
(「私なりにアレンジ」というのは,望ましくないのかも
しれませんが)

認知療法であれ何であれ,
何かを学びにいったときの講師の先生の雰囲気って
かなり重要だと思います。
「明るいエネルギー」っていいですね。(私が坂本先生を
好きなのは,まさに先生がそういうエネルギーをいつも
まとっているからかもしれません)

当方のブログは,ほとんど閉鎖状態ですが
(いろいろ思うところがあり,あえて更新していません・・・言い訳?)
貴ブログ,今後も楽しみにしております。
また認知療法の記事,何かあれば掲載してくださいね。


Posted by: coping | December 08, 2006 12:22 AM

 copingさん

 ココログのメンテナンスが長くて、コメントできずご迷惑をおかけしました。
 
 ついに恐れ多くもcopingさんのお仲間になれそうです、よろしくお願いします、ドキドキ(*^_^*)。

 坂本先生のおかげで、改めて認知行動療法への関心を喚起されました。coingさんもご存じだったのですね。面白い方ですよね。共通の知人を得てうれしいです。

>ブログで知ったり教えていただいた情報やつながりの中

 というのはもちろんcoingさんのことですよ。ここ1年半ほど貴ブログやネットで勉強させていただいたことが、現実に対しても良い影響を与えていると最近実感しています。

 これからも可能な限り、学びと実践を深めていきたいと思っています。

 ただ僕の場合、手を広げすぎて、浅く散漫になりがちなのが問題で・・・。

 

 

Posted by: アド仙人 | December 10, 2006 12:04 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 認知療法を学ぶ:

« 「私家版・ユダヤ文化論」 | Main | 「カウンセリング解体新書」 »