笑える、森会頭
日本臨床心理士資格認定協会のトップに森喜朗元首相が就任するそうな。
◆ 認定協会代表に衆議院議員(元内閣総理大臣) 森喜朗先生ご就任
財団法人日本臨床心理士資格認定協会を代表する「会頭」は、昨年6月の木田宏先生のご逝去のため、会頭代行(大塚義孝専務理事)により、その執行責任が何とか果たされて参りましたが、今回、関係各位のご推挙を得て、元文部大臣でもあり、われわれの専門活動に日頃からご理解いただいていた、第85代内閣総理大臣 森 喜朗 先生を、認定協会の第二代会頭としてお迎えすることになりました。
森会頭の卓越した指導力により、「臨床心理士」に寄せられる期待はもとより、困難な諸課題の克服、発展に限りない輝きをもたらされることでしょう。臨床心理士の皆さんとともに、このご就任のご案内のできることを心より喜びたいと思います。(研修会案内より)
やだねー、よりによってこの男か!
真面目な臨床心理士諸氏の不満と疑問の声が、新春の青空高く上がるのが目に見えるようです。特にこの男、元々女性票が逃げるタイプの悪漢面ですからね。
しかし僕は驚かなかった。いや、ここまで露骨に、ある意味最高の人事をするのかと笑えたな。やるじゃないか、認定協会。
政治と結びつくとはこういうことをいうのは、理の当然、必然的結果ではないでしょうかね。
僕は随分前に、心理職の国家資格問題に絡んで、あくまで主観的な印象論ですが、心理職と権力や政治との関係のあり方について批判的な論評をしてきました。大きな流れとしては、その通りになってきたようです。
今回のことに関しては、森氏は別の僕のクライエントでは絶対ないから、批判的ストーリーしか出てこないし、作る気はありませんな。
森派の総帥にして、小泉・竹中対米追従・日本売り渡し内閣を陰で支え続けてきたドン。小泉に比べて、人気も人望もないけどそんなものは関係のない力のある男です。
障害者自立支援法は誰が推し進めたのか、誰が自殺大国を作ったのか、衆院選挙で刺客候補とかいっていじめ、排斥のモデルを子どもたちに見せ続けたのは誰か、そして教育基本法改正・・・悪行罪業限りなし。
これらの一連のストーリーの中で、次に臨床心理士を国家資格にすることに、どのようなメリットを彼らが感じているのかを想像してみることは意味があるかもしれませんね。共感性の高い臨床心理士さんたちなら簡単じゃないかな。
国家資格推進派は一応諸手を挙げて賛意を示すのは明らか、だからといってそれに素直に乗るような心理士もつまらんでしょう。
今さらこの流れから降りられないなら、そのまま乗るのか、乗りつつ刃向かうのか、いろいろなやり方があると思いますが、微かなりといえどもそれぞれの「政治性」が問われることになりそうです。
この悪漢面の大物フィクサーを使いこなせるかな、認定協会。
« 三重までドライブ | Main | 障害者自立支援法への意見 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 「経営は知られてなんぼ」(2026.01.13)
- 田舎で開業するには(2026.01.07)
- 熊目撃情報の真偽(2025.11.19)
- 自主シンポジウム続きます(2025.09.28)
- メタトロン体験(2025.08.27)
Comments
TrackBack
Listed below are links to weblogs that reference 笑える、森会頭:
» 「美しい日本」の担い手を育てるのは誰や [江戸摩呂日記 ~メディア千本ノック~]
読売新聞(夕刊) 2006年(平成18年)11月29日(4面)
「トイレに身隠し 恐怖と飢え体重20キロ代 ルワンダ大虐殺 肉親失った女性来日」
?
11月29日夕、港区の慶應義塾大学で、ルワンダ生まれのイマキュレー・イリバギザさん(36)(米ニューヨーク州在住)が、講演... [Read More]




















こんにちは、先生!!
先日は、私のブログにコメントを下さり
ありがとうございました。(∩_∩)
以来、私も頻繁に拝読させて頂いておりますが、
まさに眼からウロコ。
面白いし、とっても勉強になります。
とくにアドラーの「早期回想」や、
「家族の雰囲気」の記事は、
背筋がゾクッとするほどでした。
ところで、先生は武術の達人でもいらっしゃるということを知り、
私も先日、あわててレンタルショップへ行き、
「少林寺」と「少林寺2」を借りてきてしまいました(笑。
めちゃ格好良い><;
とゆうか、ジェット・リーが若いっ!!
それで、「少林寺2」の中で、
少林派・武当派という台詞が出てきたのですが、
現実のカンフー(?)にも、
そのような源流というか、派閥のようなものは
あるのでしょうか。
映画を観る限りでは、骨子にあるものが、仏教か道教かといった
違いのようにも受け取れました。
あくまで、衣装とかから感じた印象にすぎませんけど。(*∩∩*)
だとすると、さしずめ太極拳は、
もう名前からして武当派なのでしょうか?
少林寺のお坊さんの、力強い動きもすごいけれど、
武当派のパパが一人で練習していたときの動きが、
すごくきれいで印象に残っています。
さしずめ「線」と「円」の闘いですね。
最後には仲良くなったけど。
スローな印象のある太極拳の技にも、
本来は「生きるか死ぬか」の闘いで実践されてきた
怖い意味が隠されていると、訊いたことがあります。
先生もお怪我にはご注意なさって下さいねw
Posted by: 未来 | January 11, 2007 03:23 AM
未来さん
ありがとうございます。我がブログへもようこそ。
>とくにアドラーの「早期回想」や、
「家族の雰囲気」の記事は、
背筋がゾクッとするほどでした。
風邪でなければいいのですが(笑)。
読んでいただいて、ありがとうございます。あまり学問的厳密さはないので、本気にしないで下さいね。
でも、未来さんの関心のあることのお役に立てれば嬉しいです。ミルトン・エリクソンについて書かれていたので、けっこうだぶるかもしれませんね、表現スタイルは違うかもしれませんが。
おっしゃるとおり、中国武術の中で太極拳は武当派に入るとされています。あくまで通説ですが、道教がその背景にあるといいます。
>さしずめ「線」と「円」の闘いですね。
最後には仲良くなったけど。
そうなのです。太極拳やその仲間の拳法は柔拳とも呼んでいまして、本来は柔らかさと強さを兼ね備えています。「外柔内剛」といいます。
人間のことをとてもよく研究した武術だと思いますよ。
>スローな印象のある太極拳の技にも、
本来は「生きるか死ぬか」の闘いで実践されてきた
怖い意味が隠されていると、訊いたことがあります。
その通りなんです。何だか未来さんは、すぐに本質を見抜く力がありますね。お若そうなのにすごいと思います。
>先生もお怪我にはご注意なさって下さいねw
はい、怪我のないように気をつけますね。
また、いつでも何でもコメントいただければうれしいです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by: アド仙人 | January 11, 2007 11:08 PM