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August 06, 2007

なるほどね

 先週1週間マスコミは、参院選挙の総括と辞めない安部首相への攻撃に終始したように思います。負けた側は何とか取り繕うとして、買った側は自分たちの手柄と意気込む、わかりやすい光景です。

 世に倦む日々というブログに、とても興味深い視点があって感心しました。

 要するに、先般の選挙の背景は、新聞組VS電通組の戦いだったということ。

 新聞組の田勢康弘・渡辺恒雄対電通組の田原総一郎・岸井成格らの暗闘だったというのです。

今回、風を吹かせたのはた日経と読売である。風を吹かせた仕掛人は田勢康弘。選挙の序盤戦から報道ステーションなどの報道番組に張り付き、不祥事(松岡自殺・久間暴言・赤城疑惑)が起きるたびに安倍政権の無能と無策を辛辣に批判コメントして、有権者(視聴者)の自民党離れを加速させて行った。田勢康弘がコメントを発する毎に安倍内閣の支持率が下がり、下がった支持率を新聞がすかさず速報し、さらにそれを受けて田勢康弘が安倍批判の舌鋒を鋭くするスパイラルが展開した。田原総一朗と岸井成格が牛耳る「改革ファシズム」のテレビ世界に風穴をあけ、世論を民主党支持へ民主党支持へと誘導したのは田勢康弘だった。田勢康弘のバックには新聞組(朝日新聞・読売新聞・日経新聞)がついていた。今回は日経新聞と読売新聞が最初から最後まで(安倍叩きで論説と世論数値を一貫させて)ブレなかった。

日経新聞と読売新聞が野党に風を吹かせたら自民党は勝てない。今回のマスコミの主導権は新聞組が握った。田勢康弘(日経)と渡辺恒雄(読売)のタッグである。すなわち今回の政治の本当に戦いは、新聞組(田勢・渡辺)と電通組(岸井・田原)との暗闘でもあった。新聞組が勝った。無能で無策で鈍感だったのは安倍晋三以上に電通組(テレビ組)の面々(田原・岸井・三宅・みの)だった。新聞組は一年前から安倍政権を参院選で敗北に追い込む戦略を立てていた。布石は、あの日経新聞がスッパ抜いた昭和天皇のA級戦犯批判のスクープから始まっていた。そしてブログ読者は渡辺恒雄の小泉批判(靖国参拝批判)を思い出してもらいたい。ウィニングストラテジの準備はそこから始まっていた。そして一年間の長丁場の選挙戦の終盤、野球で言えば8回の裏に勝負を決する必殺兵器として戦場に投入されたのが年金未記録問題だった。

 おもしろいなあ、さもありなんという感じ。
 郵政選挙といい、今回といい、やはりメディアを制する者が選挙を制するのでしょうね。

 では今度は、電通組の巻き返し、報復となるのでしょうか。

 このブログ、やっている人は私と同世代なのか、阿久悠論は秀逸で、ここでも大いに共感しました。
http://critic3.exblog.jp/7230272/#7230272_1

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