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October 06, 2007

東京でお勉強3・タッピング・タッチ

 今回、今や主流となりつつある認知行動療法の著名なI先生の事例発表など聴講してとても、参考になりました。正体を明かそうと思わず声をかけようかと思ったのですが、なぜか恥ずかしがり屋で人見知りの私はできませんでした。次回にがんばろう。

 認知行動療法はいろんな方が紹介や解説を書いているでしょうから、私は変わった療法を書いてみたいと思います。

 特に興味を引いたのが、タッピング・タッチというものでした。緩和ケアやホスピス、在宅ケアなどで好意的に迎えられている新しい技法だそうです。

 タッピング・タッチとは、指先の腹のところを使って、軽く弾ませるように左右交互に優しく叩くことを基本としたシンプルなケアの技法です。こころと体の緊張を取り戻すことによって、みんなで仲良く生活することの楽しさを思い出させてくれます。(当日資料より)

 タッピングといえば、トラウマ的記憶を思い出しながらトントンツボを叩くTFT(思考場療法)が有名です。けっこう効果的で愛用していますが、これはそれに比べると、ゆったり、ゆっくりと柔らかーく背中や肩を叩く(というより、触れて拳を乗せるという感じ)ところが大分違いました。

 心理的効果として、

・不安や緊張感が減り、リラックスする。
・肯定的感情(楽しい、ここちよい、気が楽になる等)が増える。
・否定的感情(いらだたしい、深刻、寂しい等)が減る。
・こだわりがほぐれ、積極的またはプラス思考になる。
・とても大切にされた、いたわってもらえた感じになる。
・幼い頃のことなどを思い出し、穏やかな気分になる。

 だそうです。いいんじゃない。

 事例発表もありましたが、ほとんどワークショップになって、参加者みんなで実習したのがよかった。
 私は緩和ケア病棟にお勤めの心理士さんと組ませてもらいましたが、腰、肩、背中をゆったりとしたリズムでタッピングしてもらい、なんかほんわり暖かい気持ちになりましたよ。
 とてもいい感じ。緩和ケアや弱った方にはとても素直に受け入れられるだろうと思いました。

 のんびり、ゆったりするのが大切で、サルのグルーミングみたいです。

 左右交互に叩くのがまたミソだそうで、EMDRに通じる原理があるのではないかと講師の中川一郎先生の話でした。

 この先生もまた、スキンヘッドで真面目に修行しているお坊さんみたいで、ホリスティックやニューエイジ系にはよくありそうな雰囲気ですが、なんか面白いというか、とても暖かみのある方でした。

 脱力名人を目指す私に、リラックス技法がまた一つ増えた。
 私の現場では、発達障害児のお母さんグループとか虐待ケースの親子カウンセリングに使えそうです。

ホリスティック心理教育研究所

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