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November 15, 2007

「合気道とラグビーを貫くもの」

 「合気道とラグビーを貫くもの」内田樹,平尾剛著,朝日新書

 内田樹先生と元日本代表のラガーマン平尾剛さんの対談本、私は合気道は高校から数年間学んでいたし、ラグビーも大好きなので、最高におもしろかったです。

 身体論者は最近とみに増えてきましたが、思想的に、しかも楽しく武道と身体を語らせたら内田先生の右に出る人はいないでしょう。

 しばらく、覚えとして、引いていきます。

内田「師匠というのは、要するに自分が楽しそうにしてれば、それだけでいいわけです。『とにもかくにも、このひとは明らかに俺よりも大きな快楽を享受している』ということを弟子に実感させればいい。『このひとが享受している快楽の一部でもいいから、とにかく自分も味わってみたい』そう思わせれば、それで十分です」

 そういえば、僕の団体の台湾の総帥的立場にある老師は、型を示すときに、
「これ、気持ちいいです。気持ちいいこと、とても大事ネ」
 と中国語なまりの日本語でよくおっしゃってました。

 僕もまがりなりにも、人に武術を教えているので、まさにそうありたいと思います。自分が楽しくないとね。

 アドラー心理学でも、これを学んでる当人が、まがりなりにも、幸せにしている、どんな状況でも共同体のために前向きでいることを実践している姿をしていることで、それを見た人が、
「ああ、アドラー心理学っていいな。学んでみたいな」
 と思ってもらえることが、大切とよく聞きます。

 賢くなるためでも、偉くなるためでもないのね。

 

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