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April 05, 2008

太極拳で脳トレ

再び、「太極拳が体に良い理由」から

 著者が太極拳の心理的効果に挙げる第一は、記憶力増強

 基本的には、散歩や適度な運動が、脳への刺激となり、良い発想を生むのと同じなのですが、特にそのメカニズムに関わるのが遅筋であり、それを最も良く使う運動が太極拳なのです。

 わたしたちの筋肉は遅筋(緊張筋)と速筋(相性筋)の2種類の筋繊維でできているが、遅筋が脳に発する情報のなかには、脳細胞の機能を良好にし老化を防ぐ栄養情報が含まれると考えられている。遅筋繊維は下半身の筋肉に多く分布している。そして、その名の通り、ゆっくり動くことが得意な筋である。この筋肉を十分に活動させることで、脳の働きを良くすることができるわけだ。下肢の筋肉を十分に、しかもゆっくりと働かせるとなれば、それはもう、太極拳以上の運動はない。

 パッパッと素早く動いても、思いっきり拳を突きだしても、「あー汗かいてサッパリした」「強くなったぜ」と自己満足的に納得はしても、頭は動かしてないのですね。

 これ、実感としてわかるのです。
 初めて太極拳を学んだ時期、なんか頭が刺激されているという感じがずっとあったのです。型を一生懸命覚えているからだけではなく、記憶力自体が上がったなという感じがありました。もう年で大分鈍くなったけど。

 太極拳とは反対の早くて激しい動きは、活性酸素による酸化ストレスを生み、呼吸・循環器疾患や老化を促進してしまうリスクがあります。

 著者は、激しい運動は体に悪い、「ひとの体は激しい運動を続けるようにはできていないのだ」とまで言っています。

 そして太極拳は記憶の中枢、海馬を刺激します。

 最新の研究では、適度な運動を続けることで、血流が増加して海馬やその周りの周囲の神経細胞が増えることが確認されている。これは、適度な運動をすると記憶力が増すことを示している。当然ながら、認知症の予防にもなる。激しい運動ばかりしていると酸化ストレスが増える。適度な運動なら健康になるし、記憶力も良くなる。どちらがトクかは明白至極。

 受験生は、是非、太極拳をやりましょう。

 

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