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May 01, 2008

自殺者数の真相

 「洗脳支配」を紹介しているところですが、政治評論家森田実氏が同じ時期4/27の記事で、激賞、推薦しています。http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/

衝撃的な本である。一読に値する良書である。全国民に読んでほしい本である。日頃は隠されているこの世の中の仕組みに触れることができると思う。

 本書で暴露されているのは前記のヒルガードが参加した戦後日本の洗脳プロジェクトの他、日本の支配層の固定化(有史以来、日本の権力支配層は全く変わっていず、平民が政権を取ったことが1度もないこと)、マネー経済の奴隷となっている我々の姿、郵政民営化やサブプライム問題の真相、スピリチュアル・ブームの裏側、馬鹿な日本人を作るマスコミの有様など多岐に渡ります。

 どれも興味深いのですが、心理臨床家としては特に引用したいのは、日本の年間自殺者が3万人を越えている事態をどう捉えるかというところ。

 普通は「3万人も自殺しているのか、大変だな」といった感想でしょうが(私もそうでした)、苫米地氏は実態はそれどころではなく、

「よく3万人で収まっているな」これが私(筆者)の率直な感想です。1億人のなかのパーセンテージでいえば、0.03パーセント、たったの3万人です。ぜんぜん少ないのです。
 この3万人は、事情はさまざまですが、みな絶望して死んでいることはたしかです。わたしにいわせれば、本当はもっと多くの人間が絶望して死んでいなければおかしいはずです。もし、いまおかれている日本人の現実を知ったとすると、1億人がみな絶望しているはずだからです。
 ということは、私たちはそこまでの現実を知らされていない、ということになります。

「えーっ、そうなのか」と思わず驚きがもれてきそうです。
 問題は不況とかリストラでなく、

 本来十分な仕事をし、余裕で自殺をしなくてもいいだけの稼ぎをしているのに、自殺せざるをえなくなる。つまり、日本のあるべき社会的なインフラストラクチャーと経済構造が、本来あるべきところよりよりも思い切り下げられている。
 問題の本質は、ここに隠されています。
 つまり、絶望が意図的に作られている。

 このように、もともと思い切り低いところに切り下げられたリアリティーがつくられているせいで、自殺者が3万人というきわめて低い数に収まっているということなのです。
 日本の経済社会は、あたかも「悪い環境ではない」かのように見せかけられているだけです。

 働いたお金が支配者たちのもとにどんどん吸い上げられていき、本来送っていてしかるべき生活水準よりもはるかに低い生活を強いられている。それが、私たち日本人が置かれている現実です。

 その恐ろしい現実は本書で縷々述べられています。
 森田実氏と同様、是非、ご一読下さい。 

 

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