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July 29, 2008

講師になった1学期

 子どもたちが夏休みに入ってから、死ぬほど暑い日々が続いています。

 私はまだ休みは取っていませんが、私にとっての1学期は、いつもの業務と稽古の多忙さだけでなく、これまでにないことが加わっていました。

 人様の前でお話する機会がぐんと増えたのです。

 研修や講習会みたいなところに立つことが多かったのですね。
 別に研究しているわけでも著作があるわけでもなく、自分オリジナルの説や意見なんてものは全くないのですが、自分の臨床心理学的知識や経験が多少なりとも人様の役に立つ年頃になったということでしょうか。

 5月下旬は山梨県産業技術短期大学校で、若者に職業訓練を指導する先生方に「指導に生かすカウンセリング」と「リラクゼーションの極意」を講義。
 前半はカウンセリングのマインドと技術を、昨今の扱いの難しい生徒さんにどう生かすか、その基本をアドラー心理学の立場から話し、後半は生徒ではなく、先生自身がもっと楽になれるようにと、ストレス・コーピングの発想と気功法の脱力法、自立訓練法の基礎を実習込みでお伝えしました。

 なんとこの講義の依頼を私にしてきた担当者の方は、「誰か山梨にいないかな」とネットで探したら、本ブログを見て「こいつ、おもしろそうだ」と無謀にも講師を私に決めてしまったのです。

 そういうことが実際にあるんですね。ブログを続けてて良かった。
 最初の依頼メールの宛名が「アド仙人様」だったのも、考えてみるとすごいことだ。

 6月上旬は、市町村の福祉の窓口業務に携わる人や家庭相談員向けの研修会。これは児相職員が講師を務めることになっており、私は「様々な相談の理解と対応」というテーマで、相談の基本的技術と発達障害の説明をしました。

 6月下旬には、アドラー心理学仲間の保育園園長さんの依頼を受けて、東京・世田谷の杉の子保育会の保育士さんたち相手に丸一日講義。
「子どもの発達のつまずきと支援」として、発達障害の基礎概念と特に幼児期の関わり方、障害の見方、アプローチの仕方などを障害児療育とアドラー心理学、応用行動分析学の考え方などを使って説明、困っている事例のカンファレンスも行いました。

 7月頭は、以前で書いた(上野先生に学ぶ)、スクールカウンセラー内部研修会での事例発表、これは上野一彦先生のスーパー・ビジョンを受けるという栄に浴する機会を得て、自分が講義するわけではないから、労力としては楽で、しかもためになるという時間でした。

 7月中旬は、山梨県立中央病院の糖尿病教室で、太極拳と気功法を指導。以前やった教室(糖尿病に太極拳)が好評だったための第2弾です。
 普段あまり運動していない糖尿病患者さん48人にお伝えするのは大変だったけど、実際に血糖値が下がって効果を感じられる方も多く、参加者から熱心な質問を受けました。

 太極拳はすごいね。

 この後、8、9月にも他人様の前に立って話をする機会がまだまだあります。

 やってみると自分の知識、技量の足りないところ、学ばなければならないことがたくさんあることに気づきました。
 そして、「もっと学びたい!」という意欲が高まります。
 一人でチマチマ勉強するより、人に伝える方がずっと学ぶ質と量が向上することを改めて実感しましたね。

 しかし、やればやるほど準備や予習でどんどん忙しくなるのが、大変だ。

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