みのりの季節
この時期は学校は受験が終わって卒業式、あちこちで別れのドラマが展開されていると思います。
私の児童相談所の仕事もある意味、この仕事独特のシーンが展開されます。1年の仕事の総決算、今がみのりを得る時期といえます。
不登校や学校不適応のケースは、それが長引いているほど、確かに受験や進学の厳しい現実に直面させられます。
しかし、さまざまなプロセスを経てその子なりの進学先を決め、その多くが定時制や通信制だったりするけど、ついに合格したと報告が今年もいくつももらえました。ほんとにうれしいですね。
非行や校内暴力の子どもたちも、何回かの家族面接や学校とのカンファレンスを経て、この頃になるとけっこう落ち着いてきて、「もう大丈夫そうだね」とお互い納得して終わることができるようになります。
初めて会った時は、こちらを警戒して険しい目つきだったのが、見違えるような柔らかい表情になっていますね。
発達障害児の幼児さんの療育もうちはしているのですが、3歳児健診などから紹介されてきて、何年も通ってきてくれていた母子が、いよいよ来年度は小学校入学。
その多くが地域の普通学級かそこの特別支援学級に入ります。
相談当初は障害児を持って不安一杯だった親御さんも、この頃はしっかりと腹もすわり、前向きになっています。子どもたちは児相に来るのが大好きになってくれたので、少し寂しいのですが、最後の面接やグループでは元気よくお別れしました。
子どもの臨床をやっていて醍醐味は、変化に富んでいること、「難しいな」と思っていた(思わされていた)状態が意外なほど変わっていることを目の当たりにすることでしょう。子どもの「成長力」を改めて実感する時期です。
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