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March 02, 2009

追い詰められた竹中?

 かんぽの宿疑惑から風雲急を告げ、一気に追い込めるか、それとも逃げ切るか小泉・竹中、必死の攻防が茶番のようなテレビの中に見て取れます。

 思想傾向は違いながらも、とても尊敬できる文芸評論家山崎行太郎氏の「毒蛇山荘日記」が今面白い。

 連日竹中平蔵氏のインチキ性、詐欺師ぶりが指弾されていて、今何が起きているのか正直よくわからなかったことがわかってきます。

 昨日のテレビ朝日「サンデープロジェクト」での竹中氏と亀井静香氏の対論についてのコメント。

僕の第一印象は、やはり「竹中一派」は精神的にも政治的にもかなり追い込まれているなあ、というものだった。竹中平蔵氏はいつものように、油紙に火がついたように多弁、饒舌であったが、しかしその話の中身は、実に単純素朴で、サルにも分かるような、いかにも「B層」を相手にする人らしく、分かりやすい内容で、すでに何処かで読んだか聞いた事のあるものばかりであった。しかし問題は、やはり話の内容というより、そのナラティブ、つまり語り口と表情だろうと思う。「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、竹中平蔵氏の語り口や表情からは、多くの物語を読み解くことが出来るように思う。亀井氏が、「東京地検告訴する・・・」と断言した瞬間に、竹中平蔵氏の表情は一変し、急に語り口にも余裕がなくなって、陰鬱な語り口になったが、やはりそこらあたりに、竹中平蔵氏のホンネはあると言うべきかも知れない。ところで、植草一秀氏が、この番組の討論の様子を詳細にブログに記述しているが、それによると、「かんぽの宿」疑惑に対する竹中平蔵氏の反論の中心は、いつものように「赤字の垂れ流し」「雇用の維持が条件」「民間会社・民間人のやることに口出しするな」等、すでに事実の検証作業によって、その論理が破綻し、竹中氏等の隠蔽工作が明らかになったことがほとんどだったが、それだけでは不十分と見たか、それに最近は、『かんぽの宿疑惑』事件は「末端社員の自爆テロ」「西川社長追放の陰謀」「郵政官僚の復権運動」等が追加されたよう見える。

 竹中平蔵という男はいつもやたらぺらぺらと喋りまくり、ある程度のディベート能力があるらしいので、対談する論敵はあたかも打ち負かされたかのように見えてしまう。いつも困ったもんだと苦々しく思っていました。
 まさに詐欺師的パーソナリティーで、ペテン師の小泉と相性がいいのは間違いがないでしょう。

 山崎氏は竹中氏の本質をあの「三浦和義」や「ああ言えばジョーユー」と同じ種族と喝破しています。全く同感。

いずれにしろ、竹中平蔵氏が、「サンデープロジェクト」という報道番組を使って、司会者コメンテーターとともに、『かんぽの宿疑惑』の隠蔽ともみ消しに躍起になっていることは明らかだろう。はたして、いつまでそれが成功し続けるだろうか。テレビ画面に頻繁に登場し、苦しい弁明に努めれば努めるほど、テレビ画面は嘘を暴き出していく。竹中平蔵氏は、すでに自身が「裸の王様」状態だということが分かっていないようである。僕が連想するのは、「疑惑の銃弾」でテレビ画面を何ヶ月もハイジャックしたと言っていいロス事件の三浦和義、あるいはオウム事件の「ああ言えばジョーユー」等であるが、いずれも「立て板に水」の如くよく喋る人たちであったが、竹中平蔵氏もまた、これからもテレビ画面で「立て板に水」の如き弁舌さわやかな弁明を繰り返しつつ、門外不出の場所に幽閉されるまで、見事な醜態を曝け出し続けるに違いない。

 日本には「奢れる者は久しからず」という諸行無常の観念が古くからあります。

 まさにこれが私たちの目の前に実現することがあるのでしょうか。あったらいいですね。

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