昔の自分が出ていた
「早稲田古本村通信」206号というメールマガジンで、南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんという、面白いペンネームで出版・古本業界で活躍しているライターさんが、大学時代の私とのちょっとしたエピソードを書いてくれていました。
旧友で歌人の大橋弘君(歌人の友)が教えてくれて、驚いて読むと確かに私のようでした。
懐かしくて、思わず南陀楼氏に確認とご挨拶のメールをしたところ、23年ぶりの再会をネットで果たすことができました。
無類の本好きの南陀楼さんは、80年代半ば早稲田大学に入ったとき、幻想文学やオカルティズム・神秘学系統の思想にのめり込んでいたそうです。
今は評論家で活躍中の浅羽通明氏が関わっていた「早稲田大学幻想文学会」と主宰していた「乱調社」に入り、その後、さらにもっと妖しい「早稲田大学神秘学研究会」に顔を出しました。
そこで、サークルの幹部だった私に出会ったのです。
だから、雑誌『幻想文学』を発行していた幻想文学会を訪ねたのは、自然の流れだったろう。そのあとに訪ねたのが、神秘学研究会なる、さらに怪しいサークルだった。南門通りの〈プランタン〉の2階で、Fさんという先輩と待ち合わせ、説明を聞いた。シュタイナーやらカスタネダやらの名前をたっぷり吹き込まれ、オモシロそうだと思ったようだ。その数日後には、早稲田通りからちょっと入ったところの一軒家で行なわれた例会にも顔を出してい
る。たしかFさんと誰かが共同で住んでいるという家で、やっぱりいろんな名前を吹き込まれた。
Fというのが私です。
当時サークルの部室を兼ねて、私と友人で西早稲田に一軒家を借りて住んでいました。そこに夜な夜な神秘思想やSF、古神道、ニューエイジ、現代思想などに関心のある面々が集まっていたのです。
いろんな人たちがいましたよ。
当時から私は、幻想文学や魔術のような「文学系」というより専ら「身体実践系」で、瞑想やら気功やらサイコセラピーやらに関心を持っていたので、変な話を熱心に南陀楼氏に吹き込んでしまったのだろうなと、今思うと赤面であります。
でも別に、宗教の勧誘みたいではなかったと思うよ(多分)。
南陀楼さんは、現在古本市など、本好きのためのイベントの開催など興味深い活動をいろいろとしているようです。
ナンダロウアヤシゲな日々
朝8時起き。昨夜配信された「早稲田古本村通信」の連載で、大学時代に「神秘学研究会」に顔を出した話を書いたら、ご本人のFさんからメールが。23年ぶりだ。いまやっている仕事を教えてもらい、なんだか納得した。昔のことを書いていると、こういう再会もあるんだなあ。(4月24日の日記)
その後南陀楼さんとの縁は続かなかったのですが、自分と少しでも縁のあった人が自分に関することを著してくれたのを見て、突然タイムスリップしたような不思議な感覚になりました。
こういう再会もあるんですね。
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