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June 08, 2009

「日米『振り込め詐欺』大恐慌」

「日米振り込め詐欺大恐慌-私たちの年金・保険は3分の1に削られる」副島隆彦著,徳間書店

 タイトルが秀逸。
 振り込め詐欺が「社会問題化」している中、真の振り込め詐欺犯はアメリカだと笑うに笑えない話。

 本書には、恐慌突入真っ逆さまのアメリカが我々日本人のお金を奪い取るためになしてきた様々の「手口」が暴露されています。

 オバマ大統領は2年で辞任し、世界は緊急の金融統制体制(預金封鎖)に突入する。

 日経平均は4,500円を割り込んで最安値を更新。金(ゴールド)も買えなくなるから、今のうちに金にしがみつけ!(帯より)

 この本は、アメリカの、日本に対する「振~り込め~、振~り込め~」の巨大詐欺の大きな構造を暴き立てる。このことに絞って書かれている。「日米(政府)の振り込め詐欺構造」について書いた本である。今からもっとアメリカによる日本国民の金融資産奪い取りは激しくなる。

 私たちはそのうち年金を3分の1に減らされ、若い世代は全くもらえなくなるだろう。日本国民の大切な資金がアメリカで強制的に運用され、そして吹き飛んでいるからである。今もアメリカが日本の官僚たちを脅して、毎年20兆円を貢がせるからである。前著で書いたとおり「日米抱きつかれ心中」である。追いすがるアメリカの手を振りほどいてなんとか逃げられないものかと、私は切歯扼腕している。いい策はないか。(まえがきより)

「アメリカは永遠に強い」と信仰してきたおバカな保守や「金融のプロ」の言葉にダマされてFXなどをして大損した主婦たちが青ざめるような内容ばかりで、著者の描く「暗い未来」に頭がクラクラしながらも、覇者たちのあっという間の凋落に「奢れる者は久しからず」という痛快な気分を味えるという、複雑な読後感です。

 今や副島隆彦氏は最近ビジネス関係のベストセラー常連ですね。
 なのにマスコミは徹底的に氏を無視しています。でも、売れるということに、我が国の読書人たちの「理性」「良心」がまだ生きていることを感じます。
 一度田原総一郎などと対決するのを見たいものだ。

 さて、ゴールドを買う金もない貧乏人の私はどうするか。

 取りあえず、国はあてにならない。
 武術や臨床心理学など学んできたことを活かして、健康な身体と多少は冴えた判断力、思考力を維持し続けることに努め、何とか生き残るしかないと考える今日この頃です。

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