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February 24, 2010

「体の軸・心の軸・生き方の軸」

 今月始め、高岡英夫先生の新著「体の軸・心の軸・生き方の軸」(ベースボールマガジン社)の出版記念に著者サイン会が開かれると知り、勇んで出かけました。
 場所は神田神保町の学士会館。
 会場は200人ほどの高岡ファンが集まっていました。

 定刻の午前10時に高岡先生が登場。
 私はナマ高岡を見るのは、7,8年ぶりじゃないだろうか。以前はよく通っていました。
 久しぶりに高岡先生を見るけど相変わらず、独特の迫力と60歳にもなるのに驚くほど柔らかい身のこなしです。
 なんかうれしくなってしまった。 

 サイン会は人数が多いので、流れ作業で次々に差し出される本を高岡先生がササッとサインして受け取るという感じ。話もできず写メも撮れなかったけど、まあ仕方ない。もう売れっ子だからね。

 その後は一時間の講演会。

 その中で肘と手首、手のゆる体操を高岡先生のデモと一緒にやりました。
 その時の高岡先生の動きが何というか、グニュグニュ、ユラユラとなめらかな動きで、肘から先がまるで別の軟体動物みたいで人間とは思えない感じでした。
 あの腕だったらどんな怪力に持たれても、簡単に合気をかけられるだろうと思います。
「やっぱこの人、ただ者じゃないわ」
 と改めて実感。

 講演会も高岡理論を知っている者には、大変面白かった。知らない人には何のことかわからなかったかもしれないけど、会場にはディープな高岡ファンばかりなので大丈夫。

 例の身体意識図(DS図)をジダンやイチロー、浅田真央らを取り上げて解説。彼らの「才能の設計図」である身体意識の構造を解き明かしてくれました。

 特に興味深いのは、二人の政治家、麻生前総理と鳩山総理の比較。

 高岡先生によると、麻生前総理は見るも無残に固まり、偏った身体意識なのに対して、鳩山総理は何とかゆるみがあって、微かながらも薄いセンター(体軸)があり、情熱の源である中丹田は胸に薄っぺらにある程度、といった説明だったと思います。

 両者を比べると鳩山総理の方が、身体意識的に頼りないところはあるけど、未完成でも丹田とセンターがある分、まだずっとましということになりますね。

 本書は、洋の東西を問わず、人間の心身の能力開発には必須の「装置」であるセンター(正中線)を物理科学レベルから精神レベルまでに渡って説明し尽くそうという意欲作です。

 ここでも今後、折に触れて内容を取り上げていきます。

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Comments

ご無沙汰しています。

この本、是非読んでみたいと思います。

言葉と知識と情報にのみ頼りすぎていると、自分の中の「何か」が偏ったり、貧しくなって行くような危機感に襲われる時があります。
その「何か」とは、「身体と心と生き方の『軸』」なのかも知れません。
「言葉の出所(でどころ)」と言い換えて、理解したいです。

良著のご紹介、ありがとうございます。

Posted by: しんぷる | February 25, 2010 12:19 AM

 しんぷるさん

 是非お読みいただけると、目から鱗かもしれません。

 軸がただの比喩ではなく、身体と意識をつなぐ鍵であることを理解したいと思います。

 私もまだ軸の完成には至っていませんが、精進しますよ。

Posted by: アド仙人 | February 25, 2010 10:28 PM

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