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July 06, 2010

地球寒冷化?

 参議院選挙の最中ですが、日本の行く末は我々が決めるのか、世界(米国)が勝手に決めるのか、もちろん我々が主体的に決めたいけど、実際はなかなか難しいらしいです。

 先月はじめに世界のトップクラスが集まり、今後の世界規模の方向性を議論するビルダーバーグ会議というのがあったそうです。
 三極委員会やG20と同じようなもので経済や政治等についての世界経営の会議だそうですが、大きくは日本の政策の背景になるものといえるかもしれません。

 中田安彦氏の興味深い報告を引きます(副島隆彦の学問道場の会員ページなので、本記事の主旨の部分のみ抜粋します。2010年6月10日の1133の記事)

 今年のビルダーバーグ会議(Biderberg Meetings)は、スペインのバルセロナ近郊のリゾート地、シッチェス(Sitges)で開催された。去年は、ギリシャのアテネ近郊の都市、ブリアグメニ(Vouliagmeni)で開催された。現在の欧州債務危機の舞台となっている都市で同会議が開催されたことは、非常に象徴的である。

 ビルダーバーグ会議と前後して、5月には三極委員会がアイルランドのダブリンで開催され、この場にはデイヴィッド・ロックフェラーの姿もあった。(ユーチューブの動画で、ロックフェラーが会場に入っていく姿が確認されている)

 ビルダーバーグや三極委員会というのは、知らない人の為に説明しておくと、世界経済フォーラム(ダヴォス会議)と類似する国際会議体である。ただ、ダヴォス会議がマスコミの取材や、セッション(討議)の生中継があるのに対して、ビルダーバーグや三極委員会は基本的にマスコミの取材を受けていない。会議としての性格は同じで、三つの国際会議ではその年に大きなテーマとなる政治課題について、世界中の有識者や多国籍企業の経営者、政治家たちが集まって討論を行う。ビルダーバーグや三極委員会にしても、後述するように世界の主要なメディアのトップクラスの記者達が参加しているにもかかわらず、その討論内容についてはほとんど報道されない。

 今年はマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏も参加したそうですよ。
 そこで話し合われた議題に驚くべきテーマがありました。

<地球寒冷化を話し合った今年のビルダーバーグ>

 そこで、このウェブサイトで紹介されている内容を紹介することにしたい。それによれば、今年の議題となったのは以下のテーマだという。

 「金融制度改革、安全保障、サイバーテクノロジー、エネルギー問題、パキスタン問題、アフガニスタン問題、世界食糧問題、地球寒冷化問題、ソーシャル・ネットワーキング、医療サイエンス、EUとアメリカの関係」(10年、スペイン会合)

 ここで地球寒冷化問題が含まれているのは何かの冗談ではないかと思う。これまでビルダーバーグでは地球温暖化問題が主要な議題として話し合われてきたからだ。ちなみに去年09年のアジェンダは以下のようになっていた。

 「金融危機、政府と市場の関係、国際機関の役割、イラク、パキスタンとアフガニスタン、アメリカと世界、サイバーテロ、新帝国主義、保護主義、ポスト京都議定書の課題」(09年、ギリシャ会合)

 地球温暖化問題をめぐっては、去年の12月にコペンハーゲンでCOP15(コペンハーゲン国連気候変動会議)が開かれているが、この前後には国連の気候変動に関わる報告書で使用されたデータが改ざんされていたことが分かったり、ヒマラヤの氷河が温暖化で2035年までに消失するとされたIPCC報告書に根拠がないことが報じられたりもした。

 さらに、温暖化問題への取り組みでノーベル平和賞を受賞した、気候変動枠組み会議(IPCC)のラジェンドラ・パチャウリ議長が温暖化を宣伝することで、排出権金融取引などの自分のビジネスに利用していたことがイギリスの「テレグラフ」などによって報道されるに至り、世界中の地球温暖化対策への熱意は一気に冷めてしまった。実際、コペンハーゲン会議は事実上決裂。中国やインドなどの新興国と欧米の亀裂が表面化、日本だけは鳩山由紀夫首相(当時)が、夢のようなCO2削減目標を掲げていたのである。

 ここに来て、「地球寒冷化」(global cooling)が討論の議題に加わったことは、事実上、この問題でビルダーバーグが世界の世論形成に失敗したことを認めたに等しいだろう。分かる人には分かる形で白旗をあげたようなものだ。

 なんと地球寒冷化とは。

 確かに昨年末の「クライメート・ゲート」事件で、地球温暖化の基礎データが改竄されてたことが暴露されて世界中を驚かせたことがありました。日本の報道は少なかったから気づいていない人が多いかもしれないけど。

 もしこれが事実なら、ここ数年、我々は子どもの教育から日々の生活のあり方、政策の方向性などすべてにおいて、地球温暖化対策に振り回されてきたわけで、実にふざけた話だ。

 こうなってくると、何が真実かわからない。

 要するに、本当の権力者というのは、「支配」「金儲け」という目的ためには正反対のものでも何でも臆面もなく使いこなすということなのでしょう。
ある種の「心の病」の症状みたいなものですね。

 

 

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