« アドラー心理学学習会開催! | Main | 「この世とあの世の風通し」 »

August 14, 2010

ミネソタのアドレリアン

 アメリカのミネソタ州にあるアドラー心理学の大学院 Adler Guraduate School に留学しているMAKOTOさんのブログ、MAKOTOのブログ・アドレリアンをご紹介します。

 留学生活や本場アメリカのアドラー派心理学者たちの様子や学会の状況などレポートされていて、とても興味深いのですが、特に力を入れておられるのが、今回連載50回目を迎えた、アドラー心理学の用語を逐一取り上げて、MAKOTOさんらしいシンプルな解説を加えているシリーズ。

 50回目は、FICTIONAL GOAL(虚構的目的論)

 アドラー心理学の最重要概念・目的論についてです。

 勉強になりますよ。

 アドラー心理学を修めて帰国してからのMAKOTOさんの活躍が楽しみです。

ついに50個目、FICTIONAL FINALISM (虚構目的論)です。


「アドラーが、フィクション(想像)とゴール(目標)の概念を統合させ、それは、虚構上の目標、虚構上の究極目標、人生の道標となる想像、と様々な言い方があるのだが、アドラーは、原因論的な見解は、所詮は主観的なものだと考え、それはある限定された意識上においての決定要因であり、無意識的なプロセスを考慮に入れたことを主張した」

----- Ansbacher & Ansbacher


「我々は動的運動の理解に努め、その個人を方向づける人生目標を明らかにすることが、セラピーやカウンセリングにおいて効果的であることを知るであろう。その個人はどこへ向かっていくのか・・・?そこには原因も含まれている」

----- ibid


虚構目的論は、アドラー心理学の運動理論を説明するときに用いられる

数多くの用語の内の1つである。


それは、個人の人生において

客観的存在を持った1つの主観的な目標に向かっているかのように(AS IF)

個人は生きているという考えである。


だが、実際にはその目標は

個人の想像によるフィクションの上に存在するのであって

それは無意識に創り上げられ

合意的見解によるものではない。


にもかかわらず

すべての個人の運動は

人生を方向づける力を持ったその目標に

コンスタントに従う事になる。


目的論において、我々の行動というものは

未来の人生目標に向かうその個人の前進的な努力であり

苦労でもあると解釈することができるだろう。

|

« アドラー心理学学習会開催! | Main | 「この世とあの世の風通し」 »

Comments

アド仙人さま、

私のブログを紹介していただいてありがとうございます。
英語からの翻訳なので、表現方法や語彙に見苦しい場面が多々あると思いますが、お許しください^^

気軽に始めたのですが、どうやらあと100個程アドラー心理学用語があることに気付きました。なんとも奥深いものだと感じました。

今後ともよろしくお願いいたしたします。

Posted by: MAKOTO | August 14, 2010 at 01:14 AM

 MAKOTOさん

 勝手に紹介しちゃいました、すみません。

 いつもステキな留学生活を送っているな、と興味深く、うらやましく感じながら訪問させていただいています。
 
 そうか「アドラー語」が100語もあるんですね。
 改めて奥深さがわかりました。

 連載、楽しみにしています。


行動さん

 是非、MAKOTOさんのブログも参照なさって下さい。

 地球上のいろんな場で学んでいる仲間がいるっていいですね。
 
 私も視野が広がる思いがします。

Posted by: アド仙人 | August 14, 2010 at 10:51 AM

taichiさんとMAKOTOさんへ

講座やセミナーからだけでなく、『お二人のブログ』からも
「アドラー心理学のエッセンス」を学べることを、幸運に思っております。

10年来の友人である梅さんに連れられて、ヒューマンギルドを訪ねることができ、
ヒューマンギルドのご縁でtaichiさん・MAKOTOさんから学べることに、感謝しています。

これからも、よろしくお願いいたします。

Posted by: 行動(mixiHG) | August 17, 2010 at 05:32 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/49140722

Listed below are links to weblogs that reference ミネソタのアドレリアン:

« アドラー心理学学習会開催! | Main | 「この世とあの世の風通し」 »