太極拳スイング
昨夜たまたま見ていたフジテレビ系スポーツ番組で、昨年さらに実力アップし勝利を重ねた宮里藍さんがマル秘の練習方法を公開してくれてました。
それがその名もなんと、太極拳スイング!
1回のスイングを1分かけてゆっくりと振るんだそうです。
あの一瞬のスイングを1分ですよ、1分。
番組で藍さんは、筋肉の動きを意識できること、呼吸がなめらかになるという効用があると説明していました。
さすが、よりよく正確に動くためにはゆっくり動くことの絶対的必要性をよくわかっていらっしゃる。
一瞬の動きだからこそ、ゆっくりとやるべきなのです。
これはさらに複雑な動きをする武道や格闘技でも全くそうなのです。
「あんなゆっくりと動いて大丈夫なの?使えるの?」
と太極拳を見て批評する人がよくいるけど、私に言わせれば
「ゆっくり動かないで、使えるようになるわけないでしょ」
という答えなのですね。
藍さんは、メンタル・トレーニングもすごく熱心に取り組んでいて、まさに本ブログのテーマのお手本のような方です。
今年も一層応援します。
http://news.livedoor.com/article/detail/5211257/
2010年、日本人最多の5勝を挙げ、9週に渡って世界ランク1位にも輝く大活躍を遂げたプロゴルファー・宮里藍が、12日放送、フジテレビ「Mr.サンデー」に出演した。
今年の躍進に勢いをつけた、44年振りの開幕2週連続優勝について、「いいオフシーズンを過ごせていたので、準備が出来ている感じはしたけど、2週連続は考えてなかった」という宮里。今年の変化については、「やっぱりメンタルですね。去年1勝して、自分のスタイルに自信がついて、自分はこれでいいんだって思えたので」と語った。
また、3年間で1勝もできなかった時期を、「辞めなきゃいけないんじゃないかって感じました。自分のキャリアが終わったんじゃないか。不安からくる」と振り返り、それでも辛抱強くプレーを続けたことには、「一人では乗り越えられないので、応援してくれるファンの方だったり家族だったり。特に私の父は、ほぼ毎日電話をかけてくれた」と明かした。
さらに、宮里が1分以上かけて行うという太極拳スイングにも触れ、「呼吸だったり、苦手だなと思う場面で、スイングのスピードが早くなる。力が入ると、筋肉が反応して(スイングの)スピードが上がってしまうので、それを身体に覚えさせる」と説明。コーナーの最後に司会の宮根誠司から、「アマチュアはどうやったらうまくなる?」と訊かれると、「練習じゃなくて自分を知ること」と説いた。
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