大往生
私のおじさんが先日亡くなりました。
享年102歳!
私の父親の兄で、7人兄弟の第1子、長男でした。
100年も生きるとさすがに係累も多くなり、親類、子ども、孫、曾孫、関係者が集まり、初七日法要では120人もいましたよ。
まさに一族郎党が参集したという感じでした。
「こんなに親戚がいるんだ」と私も知らない顔ばかり、でもどことなく私と似ている人がいるのが何となく不気味・・・。
実際おじさんはとても面倒見が良い人で、親類や頼ってくる人に物心両面の援助を惜しまない人でした。
だからみんなが「おにいさん」「社長さん」「おっちゃん」と慕って、頼っていたのでした。
しかし、ボランティアとか福祉的なタイプの人ではなく、ある意味がめつくリアリストで、建具屋、木工所、建築会社と事業を興しては、時には潰して借金取りから隠れたりしながらも、不死鳥のように甦って、成功していった人です。
お金に対する嗅覚が鋭かったと、私の母親は評しております。
地方政界でも裏で動くタイプで、何かと激しい甲州選挙の裏舞台で暗躍していたようです。選挙違反で捕まったこともあったと聞いたこともありますが、そんなこと屁とも思わない人でしたけどね。
私の早期回想でも、幼い頃私の家の居間で、おじさんや父、大人たちが知事選か何かの情勢分析をして「密談」をしているのを、私はおじさんたちとこたつに入りながら関心を持ってじっと聞いていた、というのがあります。
人によっては怖い人だったかもしれませんが、私にはそういう印象はなく、いつもベレー帽を被って自転車を乗り回し、軽妙酒脱でユーモアにあふれた人でしたね。おじさんと話すときはいつもゲラゲラ笑ってた。
おじさんといっても年齢が50年以上も離れていたので、お爺ちゃんという感じだったけど、私には「面白い、不思議なおじさん」でした。
だから、こんな生き方も良いな、と私は成長するに連れて思うようになっていったようです。
改めて、きっとおじさんに代表される父方の独立独歩の血が自分にも流れているのだと感じました。
最後はすっと息を引き取ったそうです。
「俺の仕事は終わったから、そろそろいくよ」と言うかのようです。
葬儀も初七日もおじさんとの思い出を偲びながらも、明るい雰囲気で、息子さんも「お祭りみたいなもんだね」と言っていたくらいでした。
みんな納得という表情。
明治、大正、昭和、平成と生き抜いた我が一族のゴッドファーザーが逝ってしまったのでした。
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