膝には太極拳
年明け1月4日の「たけしのみんなの家庭の医学」で、膝痛予防・改善に太極拳の効果が取り上げられたそうです。
テレビを観た知人が教えてくれました。
太極拳をもとにして開発された体操のようですが、自分の経験でも確かにその通りでしょう。
http://kenko.asahi.co.jp/broadcast_dtl.php?broadcastId=43#theme_112
果たして、彼女をひざ痛から救った体操とは?
O・Rさんをひざ痛から救った体操とは、「太極拳ゆったり体操」。中国の伝統武術である「太極拳」の動きを体操に取り入れ、誰でもできるよう喜多方市と医師が研究を重ね生み出されたもの。この太極拳ゆったり体操は、4年前、喜多方市の高齢者の介護予防のために開発されました。
全40種類の動作があり、それらを組み合わせて流れるように行います。ひざの状態が悪い人は座って行うこともでき、上級者用にはさらに高度な動きが組み込まれます。事実、開発者の調査によれば、この「太極拳ゆったり体操」の参加者のうち、ひざ痛のあった人の6割が痛みがなくなったとも。
体操の開発者である安村誠司先生(福島県立医科大学医学部 教授)によると、すり減った軟骨のまわりの筋肉を増やすことで関節の動きが安定し、ひざ痛は軽減することができるといいます。主なひざ周りの筋肉とは、「大腿四頭筋」、「ハムストリングス」など4つ。太極拳ゆったり体操は、これらの筋肉を効果的に鍛え、関節にかかる負担を減らしていると考えられるのです。
太極拳ゆったり体操で、どれだけ筋肉に負荷がかかっているのか?
筋肉のスペシャリスト 高杉紳一郎先生(九州大学医学部附属病院)にご協力いただき、筋肉にかかる負荷を表す「筋活動」を、筋電図という検査機器で見ることに。
例えば、「歩く」時の筋活動は、15%程度。「自転車こぎ」では、およそ40%程度。それに対し、「太極拳ゆったり体操」の腰を落とした状態で、体重移動していく動きを計測すると、右足を前に出した時の左足の大腿四頭筋には約80%の筋活動が見られたのです。ゆっくりと筋肉を動かすことで負荷がかかり、筋力を十分にアップさせる筋活動に達しているといいます。O・Rさんのひざ周りの筋肉は、同年代の平均をはるかに超え、筋肉によっては実年齢よりも15歳以上若いということが判明!だからこそ、ひざの軟骨はすり減っていても、痛みが起きないのです。
足腰の強さは健康の元。
皆さんもやりませんか?
山梨の方は是非、私のところに来て下さいね。
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