« いわゆる心のケアについて | Main | 「原子炉時限爆弾」 »

April 11, 2011

保守とリベラル、脳に違い?

 何となく面白い研究。

 リベラル派と保守派、脳構造に違いがあった!

【4月9日 AFP】世界観が真っ向から対立することの多いリベラル派と保守派だが、実際、脳の構造が異なっていたとする研究成果が、7日の米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に発表された。

 英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ(University College LondonUCL)の研究チームは、健康で若い成人90人を対象に実験を行った。自分の政治的志向を1の「非常にリベラル」から5の「非常に保守的」まで5段階で評価してもらったあと、脳をスキャンした。

 その結果、リベラル派であるほど前帯状皮質の灰白質の容積が大きく、保守派であるほど右へんとう体の容積が大きい傾向があることがわかった。

 前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、不確実性や対立をチェックする機能を持つ。そのため、前帯状皮質が大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、リベラルな物の見方を許容しやすくなると考えられるという。

 一方、へんとう体は恐怖心の処理に関連しており、これが大きい人ほど、反感や脅すような表情に敏感で、危機的状況に際してはリベラル派以上に攻撃的に反応する傾向があるという。

 これまで、一定の心理的特性でその人の政治的志向を予測できることは知られていた。政治的志向を脳活動と関連付けた研究はあったが、脳の構造と結びつけた研究は今回が初めて。(c)AFP

 なるほど、わかるようなわからないような、でも当たっているという感じ。

 確かに左(リベラル)の悪いイメージというと、理想主義的で観念的、いろいろ考えすぎて実行力のない思想青年(おじさん)というところかな、一方、右(保守派)の悪いイメージは街宣車で感情的にがなり立てるヤクザと区別のつかないあの連中といったところ。

 若い頃は「左」で、年を取ってくると自然に「右」になる人が多いのも加齢によって脳の働きが変わるからかな。
 めんどくさいことは考えなくなるからな。

 逆にいうと「左」で情緒性が豊か(右的)な人、「右」で対立しているものも柔軟に考えられる(左的)人は、バランスが取れていると考えて良いのかもしれません。

 私はどうかな、基本的に反権力で、弱者視点に立とうとして文句をいうところは「左」、極めて伝統保守的で攻撃的なところは「右」というところでしょうか。
 バランスが良いというより、極端なのかもね。

 日本のアドレリアンの中では、野田俊作氏が最近「右傾化」を噂されていますね。
 野田俊作の補正項

 昔はニューエイジ風、ラジニーシ風味の左という印象でしたが、近年「転向」したようです。
 才気煥発な野田氏はなかなか面白いことを言うし、参考にしたいところはしてきましたが、元々も今も私の思想傾向と違っていたし、いろいろと問題を感じて彼とは離れていた方が良いと判断したので、アドラー心理学中心の本ブログではわざと彼について言及してきませんでした。
 それでもアクセス解析を見ると「野田俊作 右傾化」で検索してここに来る方も時々いらっしゃいます。全然取り上げていないのに、関心のある少数の物好きな人(アドラーマニア?)がいるのでしょう。

 あの驚くほどの切れ者も、脳が変わってきたのでしょうかね。
 

 

|

« いわゆる心のケアについて | Main | 「原子炉時限爆弾」 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 保守とリベラル、脳に違い?:

« いわゆる心のケアについて | Main | 「原子炉時限爆弾」 »