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November 06, 2011

帰りました

 ブリーフサイコセラピー学会が終わり、帰りも夜行バスで秋田から東京まで、東京からは鈍行電車で山梨にたどり着きました。旅費等をケチり過ぎて相当疲れましたが、充実した旅でした。

 学会では馴染みの先生方とも久しぶりに親しくお話をさせていただき、良い情報交換ができました。アドラー心理学にも関心のある先生も実は何人もいらっしゃって、「昔アドラー心理学を学んだことある」「最近、あのNさんどうなってる?」「いつかアドラーの発表してよ」などといろいろと話が盛り上がりました。

 アドラー以外にも驚きは、ブリーフ界では有名な某先生が昔太気拳の沢井健一先生に師事していたことが、ご本人の話でわかったことです。ということは私とは親戚弟子とでもいうのかな。ここにも近い立場の武道家がいることがわかって、うれしい限りです。

 その事実がわかったのが「主語を変えることで体験がどう変わるか:催眠・武道・ボディーワークの体験を通して」というタイトルの研究発表の場でした。発表者も心身統一合気道や楊名時太極拳の修行中の言語学者で、とてもマニアックな内容で難しくて要約できないけど、「なるほど、言葉の使い方と意識、運動の関係はこうなっているのか」とわかって楽しかった。

 他にも「クライエントと援助者の心理的間合いについて」なんて、武術の見切りみたいな感じだし、「アスペルガー症候群の青年への心理支援」「幻覚妄想の認知再構成におけるシーディングの利用」「嗜癖に対する新しい理解とアプローチ-条件反射制御療法」など自分の臨床現場に直接関わる発表に、好奇心をそそられっぱなしの3日間でした。

 特に緊急特別企画の「東日本大震災~ブリーフサイコセラピーの果たす役割」では、TFT協会会長の佐藤克彦先生から、TFTとタッピングタッチを学びましたが、この両技法とも私が普段から愛用するものだけに、改めてこの学会で学べて、自分の問題意識や好みの技法がこの学会でも評価されて、役に立てている人が多いことが確認されてうれしかったです。

 加えてこの佐藤先生、メチャクチャ面白い、気さくな精神科医の先生でした。しゃべり方はつぶやきシローに似ているかな、素朴なとぼけ方が絶妙に面白かった。会場も大爆笑。これはまた是非、何かでお呼びしたい。絶対受けると思う。TFT協会とは離れてしまったけど、また入りたくなりました。

 そして、最後は、日本にブリーフセラピーを紹介、普及に尽力された第一人者の故・宮田敬一先生を偲ぶ追悼シンポジウム。
 私もブリーフデビューは15年ほど前の宮田先生のワークショップ参加でした。そこから私のブリーフセラピスト人生は始まったのです。

 近年はアメリカの著名なセラピストが相次いで亡くなって、今回の宮田先生の訃報と、一時期心理臨床界を席巻したブリーフセラピーも、時代の流れ、節目を感じざるを得ませんでした。

 秋田は食べ物もお酒も美味しいし、確かに「美人率」は高そうだし、また来たいです。

 写真は秋田のご当地キャラ、スギッチくんというらしいです。学会場の入り口で頑張って愛想を振りまいていたので、思わず記念写真を撮っちゃいました。

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Comments

深澤先生
秋田大会では、有り難うございました!
往復夜行バス... スゴい体力ですね。
これも、日々の修行があって初めてなせる技でしょうか(笑)

今度は是非事前に予定を合わせて、夜の部で、居酒屋さんの場の力でも借りながら、マニアが大盛り上がりする内容でご指導をお願い致します。(メールアドレスはハンドアウトに載せておきましたので。)

それでは、次回またお目にかかれますのを楽しみにしています。
上地より

Posted by: Akihiko Uechi | November 07, 2011 at 05:37 PM

 Uechi先生

 お疲れ様でした。

 体力というより貧乏なためです。

 いつも興味深いご発表で、頭がいい人だなと感心しきりです。言語学の発想って面白いですね。しかも武術や身体性にも関心をお持ちということで、急に近しく感じてしまいました。

 今度はT先生らも交えて、ブリーフ武道部会でも作りましょうか(笑)。
 その時はよろしくご指導ください。

 またお会いしましょう。

Posted by: 深沢 | November 07, 2011 at 08:20 PM

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