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June 10, 2012

家族関係のアセスメント

 昨日9日は横浜へ行き、電話相談活動を長年しているNPO法人CLIPアコーンによるカウンセリング学習会シリーズの講師をしてきました。

 テーマは「家族関係のアセスメント」。

 クライエントの問題や個人の内面だけに焦点を当てるのではなく、その文脈を理解するのに、その方の家族の歴史、状況を聴くことは、心理的支援には必須といえます。
 ささやかながら、長年の経験と知識をお伝えしてきました。

 先ずは家族心理学、家族社会学の基本的知識を話した上で、家族療法のアセスメント技法であるジェノグラム(家系図)とそれにアドラー心理学の家族布置(きょうだい競合、家族価値、家族の雰囲気)の考え方を加味するという私なりのやり方です。

 児童相談所などで長年臨床をする中で、家族のコミュニケーションのパターンを理解するために必然的に私がたどり着いたやり方で、シンプルですが、けっこう良いアセスメントができると思っています。視覚化するので、クライエントと共有できるのもメリットです。

 私の場合はたくさんのケースに実践するうちに自然にそうなっていったのですが、アメリカのアドラー派の文献を読んでいたら、やはり同じようにジェノグラムや家族療法を統合してやっているいる人がいるのを見つけて、やはりそうなるのだろうなと思っているところです。いつかそういうアドレリアンを日本に呼んだり、学びに行ってみたいものです。

 カウンセリングを行っていたり、目指している20名超の参加者と楽しく実習することができました。

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