ロールシャッハ・テストを学ぶ
私にしては珍しくというか久しぶりにロールシャッハ・テストの研修会に行きました。
ロールシャッハ界のグローバルスタンダード、エクスナーの包括システムです。
地元、山梨英和大学で包括システムの第一人者として知られる中村紀子先生(中村心理療法研究室)をお呼びしたので、この機会に参加させていただいたわけです。
中村先生の旦那さんも高名な家族療法家の精神科医で、旦那さんの講座には何回も出たことがあります。
私はこの仕事をしてからずっと、先輩方など周りがすべて片口法だったためにそれに合わせて、専ら片口法でやってきたので、包括的システムをちゃんと学ぶのは今回が初めてです。ようやくという感じではあります。
両者の違いのところで戸惑いはありながらも、さすがアメリカ式のクリアーさがあって慣れれば使い勝手が良さそうでした。事例を使っての解説もあり、達人の解釈はどのアプローチも臨場感があって面白いです。最近のロールシャッハをやる人は大体この方式を採用しているのでしょうか。
私はアセスメントの骨子、文脈はアドラー心理学のライフスタイル・アセスメントを使っているのですが、これのメリットはクライエントがどこへ向かおうとしているのか、方向性を明確にできることです。
包括システムはよくあるロールシャッハのイメージとは違って、個人の内界深くを探るというより、個人が外界とどのように付き合おうとしているのか、どんな心理的傾向を持っているのかを探っているようで、実施に手間はかかるけれど、ライフスタイル・アセスメントと組み合わせると、立体的なアセスメントができるように思われました。
包括システムによる日本ロールシャッハ学会 が来年山梨で開催されるようです。
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