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March 06, 2013

P循環を作ろう

 岩井俊憲先生がブログの「カウンセリングはアート」シリーズで、セッションが終わった後クライエントの幸せを神仏に祈願して委ねることをおっしゃっていました。

 そのことで、カウンセラーは必要以上に負担に感じたり疲れたりすることなく、クライエントの力を信頼することができるといいます。

 全く同じようなことを前記事の日本臨床・教育アドラー心理学研究会第3回大会で、八巻秀先生がおっしゃっていたので、興味深く思いました。

 八巻先生は、家族療法界のトップセラピスト、東豊先生(龍谷大学教授)の「P循環、N循環」論を使って、治療者が自らのP要素(ポジティブな要素)とつながっていることが、クライエントのP要素を引き出すことができることになると述べていました。P要素とは、利他主義、肯定的な意味づけなど、人の肯定的な部分です。N要素とは、利己主義、否定的意味づけなどネガティブな要素です。

 こちらのP要素と相手のP要素が循環するように強め合うことを「P循環」といいます。セラピストの仕事はこの循環を作ることです。

 そのためにセラピストは、自分の心のなかに、「天上のスーパーバイザー」をおくことで、その人物のP要素と自分がつがなっていく感じができると自分のなかのP要素が強まっていくのです。それがクライエントによい影響を与えていきます。

 八巻先生は、心のスーパーバイザーはアドラーにしているという話でした。

 岩井先生ももちろんそうでしょうけど、神仏というのは「究極のP要素」ですから、その威力(功徳か)は絶大です。

 心のスーパーバイザーは、現在いない人物がよいそうなので(亡くなった人にはPしかないので)、私もアドラーにしよう。ミルトン・エリクソンもありですね。

 あと「歴男」としては、最近真田昌幸(幸村の父)に注目してはまっているので、昌幸にもいてもらおう。

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