基礎に還る
4月26日(金)は心理臨床オフィス・ルーエで、月1の学習会「英語でアドラー」をやり、アドラー心理学のプレイセラピーのテキスト「Partners in Play」の輪読をしました。参加者は5人。
英語の得意な人が一人もいないという恐るべき状況下で、読むより雑談の方が長いのですが、同書は子どものカウンセリング、セラピーにおける注意点について細かく記してくれているので、改めて参考になります。
今回は「子どもと対等な関係性を築く」のがテーマ。egalitarian relationship といい、対等とか民主的という意味らしいですが、日本のアドラー心理学では「横の関係」と呼ばれているところです。
そのために、子どもにセラピー中の約束事や秘密を守ること、しかし場合によっては守られないこともあり得ること(自殺や虐待の危険性があるときなど)を伝えること、さらに子どもの行動へ関心を向け続ける方法などについて学びました。
たとえば、子どもを対等のパートナー、大人扱いするためのちょっとした方法として、カウンセラーの名刺を子ども本人にも渡すことが勧められていました。これは私が児童相談所時代によくやっていたことで、同じことが出ていてうれしかったです。
カウンセリング、セラピーの基礎はほとんどがすでに知っていることですが、外国語を通すとちょっと新鮮な感覚がして頭に入ってくるのがいいですね。
次回は5月31日(金)です。
27日(土)は渋谷にある中国武術の本部道場に久しぶりに行って、太極拳と気功法の専門クラスに参加。じっくりと体を練りました。
思えば30年近く、この太極拳(正宗太極拳といいます)をやってきたわけで、その間いろいろな武術の体験もしてきましたが、それでもこれを飽きずに続けて来られたのは、この武術体系がいかに完成度が高くて奥深いかを実感してきたからだと思いました。
あまりに奥が深すぎて、きりがなくて、嫌になってしまうときも正直あるけど、それでも面白さが上に立つのですね。
28日(日)はヒューマン・ギルドで、「アドラー派のカウンセリング&セラピー演習」を受講。改めてアドラー心理学の援助プロセスを復習しました。
私もカウンセラー役を務めて、早期回想の解釈投与を担当しました。人前で自分のカウンセリングを披露するというのは、やはり緊張して多少頭の血のめぐりが悪くなる気がして、内心余計焦ったりして(見ていた人はそうは感じなかったようですが、そこは長年の功でポーカーフェイスが身についています)、鍛えられます。
岩井先生の熟練の技も自然に披露されていてよかったです。
岩井先生のブログに私の後ろ姿も出ています。
臨床でも武術でも結局、基礎に還ることが重要であるとはよくいわれることでありますが、基礎に戻っても常に新鮮な発見や気づきがあるということは、それがいかに奥深いものであるかを示している思います。
学びつくせないわけで、飽きないですね。
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