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June 27, 2013

詠春拳体験

 24日(月)は山梨勤労者医療協会の各病院に採用された新人看護師さんの研修講師をしました。テーマは「職場のメンタルヘルス」。

 出席者は34人ほど、多くが看護学校を出たばかりの若い女の子ばかりなので、ウキウキして行ったのですが、ギャグがすべることすべること。はかばかしい反応がない中で最初は苦戦し、おじさんとは感覚が違うからなとあきらめつつ、慣れてくると最後はワークで盛り上がってくれ、一安心。

 看護師は大変な仕事だけど、是非続けてもらいたいです。

 毎週水曜日は私の太極拳の稽古の日ですが、先日はたまたま会場の都合で使えなかったので、知人が通っている詠春拳の教室を見学してきました。

 パスコ・デイビッド詠春拳教室

 詠春拳はブルース・リーが学んで基盤にしている中国南方の武術です。見た目は素早くバチバチ打ち合う感じで空手に近いけれど、本質的には太極拳などの内家拳と同じだと先生は説明されていました。
 その先生、なんと白人、キプロス人だそうです。地中海の人らしく、とても陽気で気さくな人でした。ちょっと普通の武術教室にはいないタイプです。
 しかも日本語があまりお上手ではないので、講義は英語です。ちょうど英会話の勉強にもなりますね。

 先生は私が太極拳のインストラクターだと知ると、気を使ってくれたのか太極拳との共通点をいろいろ話してくれました。やはり脱力やエネルギーの感覚、相手の力を微細に感じ取ることが重要だとのことでした。素早さが印象的な詠春拳ですが、とてもゆっくり動く稽古もするそうです。

 最初の数動作を教わり、推手のような組手もさせていただきましたが、とても巧みな技です。接近短打が特徴的でコンパクトな動きは、一般的な太極拳より形意拳に近い印象を受けました。太極拳では私の学んでいるタイプか呉式ですかね。
 明らかにストリートファイト向きで、「これはすぐにケンカに強くなるな」と実感しました。華僑から世界に広まって、カンフー映画の主流になるのもわかる気がします。

 これに比べると太極拳や八卦掌は「行」という感じが強いですね。これは戦ってどちらが強い、弱いということではなく(人によるとしか言いようがありません)、意識の深みをどのように追求し体験するかという問題意識が強いということかもしれません。合気道と同じく「結びの武術」ということなのでしょう。

 非常に興味深く刺激的な体験でした。

 

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