アドラー心理学自主シンポ
前々回お知らせしたとおり、8月18日(日)、日本教育心理学会で行われたアドラー心理学自主シンポジウムに参加してきました。例年と違って今年は発表者じゃないので、気楽でよかったです。
テーマは「教育と臨床における共同体感覚の意義」。
今年のトピックは共同体感覚を測る尺度が3人の研究者によって、小学生版から、青年版、成人版と一挙にできたことです。それらは統計的に十分な信頼性と妥当性があることが示されました。これは今までにない画期的な出来事で、日本のアドラー心理学史に特筆されることになるでしょう。
その後、2人の教育と臨床のプロの実践家たちから、現場の目線で共同体感覚の意義が語られて、一見あいまいなこの概念が実践上の大きな指針になっていて、豊かな効果を生んでいることを確認できました。
特に赤坂真二先生と2年ぶりにお会いできたのはよかったです。相変わらず、元気満々でうらやましい。
今回尺度ができたことで、共同体感覚の操作的定義がなされ、議論の足場となる可能性が開けました。
これまで、共同体感覚という言葉は、その意味の広がりと曖昧さゆえに批判されることはありましたが、実は私には反対の見解もあって、それはまるで投影法検査のようにその人なりの意味づけ、解釈ができるもので、「何が良い生き方か」「幸せとは何か」「教育、治療の目標とは何か」などについて発想する泉でもあったと考えています。正解がないところに意味がある訳です。
今後、共同体感覚は心理学的にきっちりした概念と実践思想的な広がりの両方を時に応じて担うようになるかもしれません。
さらに今回、様々な立場、出自のアドレリアンが集まったのも画期的なことでした。
早稲田大学の向後先生はじめ、関係者の皆様、お疲れ様、ありがとうございました。
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» 【感想篇】日本教育心理学会第55回総会@法政大学市ヶ谷キャンパス [ねことひるね]
ご紹介ありがとうございますm(__)m。ブリーフでのワークショップも楽しみですね。 [Read More]




















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