« 「依存症」社会 | Main | 「クラス会議」研修会 »

October 15, 2013

いよいよ崩れ出すか、アメリカ

 少し前に知人のアメリカ人から聞いた話を書きましたが(10月革命?)、その直後から報道でもアメリカのデフォルト危機が騒がれ出しました。しかし、日本の報道では、オバマ大統領に反対してデフォルトに追い込む方が悪者みたいな言い方をされていますが、実際はどうか。

 自分たちの生活を追いつめているアメリカ政府(を支配する金融界、グローバリストたち)に心底頭に来ている保守層たちの怒りが強くなっているらしい。

 副島隆彦先生の報告と予言を読むと、そちらの勢力、ティーパーティーとかリバータリアンと呼ばれる人たちを応援したくなります。メモとして、副島隆彦の学問道場の「重たい掲示板」に載せた副島先生の記事を転載します。

 知人のアメリカ人が言ってたように、本当に州独立の運動があるらしいです。

 世界はどうなっていくのでしょう。

 日本には「中国崩壊派」と「アメリカ衰退派」、あと「嫌韓派」がいるようですが、私はアメリカ衰退の方が早いのではないかと感じています。

 

 10月1日から、アメリカ政府の政府閉鎖(ガヴァメント・シャットダウン)が始まって、アメリカ政府(米国債)のデフォールト(債務支払の不履行、破産へ)― America’s default と オバマはテレビに向かって言っていた ― が始まった。それで、世界の雰囲気が大きく変わった。 日本も馬鹿やろうの安倍晋三首相が、軌を一にして、この日に消費税の値上げを発表した。

 世界は新しい段階に入った。 これで、これまで、アベノミクスで浮かれ騒いでいた、経営者、投資家、自営業者たちが、「あれ。おかしなことになってきたな」と慌てだした。

 私、副島隆彦に向かって、私の本も買って読む頭のいい経営者なのだが、経営塾とかで、付き合いがあるものだから、わざと私に電話をかけてきて、 「副島先生。株(日経平均)は、一万八千円になるんだよ。2万円になると証券会社が言っていたよ」と、騒いでいた、やや愚か者たちが、しゅんとなって、今は、「なんとか、自分だけは、売り逃げたい。損をなるべく少なくして(2千万円以内)、全て株を売ってしまいたい」 と、ブルブルし始めている。 もともと、この程度の 浅知恵(あさじえ)しかない連中だ。 

 この私に向かって、「ええ。日本株の 第4派の大きな上げの波が始まりますよ」と、5月23日の1400円の暴落のあと、やせ我慢で言ってのけた、金融ライターも、今は、内心、恥じて、虚勢を張るしかないだろう。 

 それでも、この生来の人だましの、詐欺師の本性(ほんしょう)をした金融業界のハイエナどもは、次々と客をだまして、大損させても、何の恥も、自責も感じずに、ケロケロケロで、このあとも、ウソ八百の金融、経済予測を、自信たっぷりに書いてゆく。20台で習い覚えた詐欺師の病根は、一生治(なお)らない。私が、「その見方は、短慮であって、冷静な中長期の予測にはならない」とあれ程(ほど)叱って、諌(いさ)めた のに全く聞く耳を持たなかった。若い人を育てる、というのは本当に難しい。

(中略)

 アメリカは、あと15ヶ月(一年半)は、生き延びる。

 今のままズルズルと、趣向を凝らしながら、さまざまの策を弄しながら生き延びる。だから、アメリカの株と債券(国債)が、小さな暴落をするのは、来年の1月である。 今の、国家借金の債務上限(debt ceiling デット・シーリング)の引き上げ法律 と、 一般予算のオバマケアとの抱合せでの通過も、何とかぐちゃぐちゃの妥協合意で通り越す。 そして、イエレン新FRB議長をいじめるための、1月の暴落が来る。 

 しかし、本当にコワイのは、来年の11月の中間選挙(ミッドターム・エレクション)を何とか乗り切った(押さえ込んでクリンチする)あとの、年が明けての2015年の1月の巨大な大崩れだ。 あの忌まわしいリーマン・ショックから6年目だ。

 副島隆彦は、そのように冷酷に予測して、今の、「帝国の逆襲」戦略の、その細目(さいもく)を全て見抜いて、今度の本に羅列、列挙した。 日本人を浮かれさせるための「オリンピック東京決定バブルの増税との抱き合わせ」の“パンとサーカス“戦略の裏側も、今度の本でズバリと書いた。

 共和党の中の茶会(ティーパーティ)派が強硬で、彼らは、「アメリカ経済を殺そうとする財政テロリストだ」と、民主党系の偽善者(ヒポクリット)経済学者たちは言う。しかし、茶会の背後にと言うか、中に着実に根を張っている中心部隊は、まさしくリバータリアンたちだ。ポール・ライアンやケネス・ロスたちは、ジワジワと周到に、オバマを、ではなく、アメリカを支配する超財界人どもを追い詰める。 

 テキサス州や、コロラド州、ネバダ州などの州が、アメリカ連邦からの分離独立の動きを始めている。アメリカ開拓農民魂の ど根性が、我らがリバータリアン思想となって、今のアメリカを着実に、国家破産に追い込む。 G20が、「アメリカは早期の財政問題の解決を」と決議したことは、アメリカの堅実な保守派の白人たちの精神にとって、逆効果となった。共和党系は、「これ以上、税金の形で、従業員たちの健康保険(オバマケア)の分まで、さらに 10%も取られるのは、かなわん。許さん。 保険料も保険税で、全部、mandate  tax   マンデイト・タックス = must pay tax  じゃないか。絶対に払わん。それよりも、ワシントンを破産させろ」 と、息巻いている。 この アメリカ保守派の、本当の健全な男たちの 魂を、打ち砕くことは出来ない。

 “  End  the Fed “ (エンド・ザ・フェッド ) 「Fed = FRB( 米連邦準備制度理事会)を、廃止せよ !」 と、全米の アメリカの 大学生たちも、大学のオーデトーリアム(大講義室)の中で、 「エンド・ザ・フェッド、エンド・ザ・フェッド!」と足を踏み鳴らして、怒号する。    これが今のアメリカだ。 そういう真実は、日本国内には、ちっとも伝わって来ない。すべて情報統制されている。
(中略)

 私たち学問道場だけが、この 「ロン・ポール議員の 連邦準備銀行を廃止せよ」(成甲書房刊、2012年、佐藤研一朗 訳)を、出して、本当の真実を、日本国内に伝えてきた。ロン・ポールの息子の ランド・ポール・ケンタッキー州選出上院議員や、テッド・クルーズ・テキサス州選出上院議員たち筋金入りのリバータリアンたちが、団結して、いよいよ、アメリカのグローバリスト(地球支配主義者)たちを、追い詰めてゆく。

 私は、この10月になって、ガラリと変わった世界の情勢で、勢いづいてきた。2012年、2013年の金融・経済の予測で、 アメリカ帝国が、逆襲に出て、いろいろの策を次から次に繰り出すものだから、「副島先生。最近の、先生の予測は当たりませんね」と、投資家、経営者たちから言われてきた。 私は、不愉快極まわりない思いをした。

 さあ、これからどうなんだ。 ジャブジャブマネーという贋金(にせがね、金融緩和)という法律違反、違法行為を、米、欧、日の先進国3地域の、政府・中央銀行が自ら際限なくやって、自分で自分を麻薬(ドラッグ)漬けにしたら、その報(むく)いが、自分たちに襲いかかるのだ。十分に思い知るがいい。どうせ、大損をして痛い思いをするのは、この一年弱、浮かれ騒いで、騙されて、踊らされて、いいように連れ回されて、嘘八百のアベノミクス=リフレ派 というインチキ経済学に乗った、自分自身だ。人のせいには出来ない。 

|

« 「依存症」社会 | Main | 「クラス会議」研修会 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference いよいよ崩れ出すか、アメリカ:

« 「依存症」社会 | Main | 「クラス会議」研修会 »