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November 16, 2013

勇気の心理学

 前記事で、岩井俊憲先生の最新刊「自分を勇気づける技術」を紹介しましたが、アメリカのアドラー心理学の同趣旨の本もこの機会に紹介しましょう。

Julia Yang , Alan Milliren , & Mark Bagen 「THE PSYOCHOLOGY OF COURAGE - An Adlerian Handbook for Healthy Social Living 」

「勇気の心理学-健康な社会生活のためのアドラー心理学によるハンドブック」といったタイトルで、心理学的に勇気とは何か、勇気と劣等感や共同体感覚、ライフタスクとの関係がわかりやすく説明されています。
 また勇気を促進するための考え方や方法がたくさん紹介されています。アドラー心理学を学んだことのある人なら、その多くはなじみのあるものです。

 本書での「勇気」の定義は次の通り。

as the creative life force from within and without that moves us forward in the interest of self and the other in the presence of difficulties. Specifically, courage and acts of courage are best expressed by the individual`s willingness to contribute and/or cooporate in socially useful ways via the tasks of living(i.e., work, love, friendship/community/harmony with self, and harmony with the universe).    p14

 本書は2010年に出ていて、興味を持ってトライしたのですが、受験英語レベルの私でも読めるほどのそんなに難しくない英語だし、確か早稲田の向後千春先生の「早稲田大学アドラー心理学研究会」でも勉強会のテキストで使っていたので、関心のある方は触れてみるといいと思います。

 動機づけとかやる気の心理学本は数あれど、勇気を正面から論じる本はあまりないので、誰か翻訳して出してほしいですね。

 さらに思ったのは、岩井先生の勇気づけ本は韓国語や中国語に訳されるそうだけど、英訳して逆にアメリカとかで出せたら素敵だなと思いました。実践性では、本書に決して引けを取らないと思います。

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