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December 19, 2013

都知事リストラ

 猪瀬都知事が辞めるそうです。作家時代のころから彼のことはあまり好きでなく、特にあの無愛想で固い無表情さがどうにも気に入らなかったですが、終わり方はいかにも仕組まれた風で、気の毒ではありました。

「お役目ご苦労さん。あとは俺たちでいい思いするから」
 みたいな連中が陰でうごめいて引きずりおろされたことは明らかですよね。

 多くの方がそう思っていて、実際多分きっとそうで、それでもあからさまに衆目の前で落とすところが政治って恐ろしいと思いました。

 ネットで散見するところによれば、徳田マネーは自民中心に広く渡っているそうですね。それでもこの時期に、猪瀬と徳田つぶしの目的はなんでしょう。

 これから五輪成功を旗印に誰かを担ぎ出すのでしょう。そのツラを「これが今度のパペットか」とじっくり見てやりましょう。

 元外務官僚・天木直人さんが、私たちの気持ちをうまく表してくれています。

 安倍自民党のシナリオどおりに展開した猪瀬辞任劇

 あまりにも出来すぎた展開だ。メディアを使って猪瀬たたきの情報を絶え間なく出し続け、猪瀬嫌いの世論をあおり、どうにもならない形で辞任に追い込んだ後は、間髪を入れず五輪成功という殺し文句を持ち出す。
 見ているがいい。これから先は、「東京五輪成功の為に最善の都知事は誰だ」という報道で一色になるだろう。そしてその候補者には下村文部科学大臣や橋本聖子などの名前がはやばやとあがる。そのほか取り沙汰される候補者はみな安倍自民党の意のままに動く候補者ばかりだ。間違っても東京五輪反対の候補者はあらわれてこない。あらわれたとしても勝ち目はない。
 見事なシナリオだ。五輪招致の立役者は猪瀬ではなく自分だ、その後の準備と利権を一手に握り、カジノや公共事業を取りしきるのは自分だ。そういう安倍首相の高笑いが聞こえてきそうだ。
 官僚とメディアを使った国家権力の強さと卑劣さをまざまざと見せつけられたドタバタ劇であった。我々は小悪に目を奪われて巨悪を見逃してはいけない。本当の敵を見誤ってはいけない(了)

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