「うつの正体」
雑誌ですけど「週刊東洋経済2014年1月18日号」は「うつの正体」という特集を組んでいて、とても参考になりました。
ビジネス・経済誌ですから、うつで休職した人への復職支援やうつの診断や治療の実態などがよく取材されています。
当事者の体験談(元ニュースキャスターの丸岡いずみさんも出ています)もたくさんあります。
それだけでなく、うつ急増の背景にある機械的診断や薬のマーケティングの問題もしっかり指摘しています。
私が特に参考になったのは、睡眠の指導がうつの治療にどう役立つかの記事。心理士のカウンセリングの中でも使えそうです。
また一流企業の中で取り組んでいる先進的な復職支援の様子もわかりました。ホンダや味の素、ソフトバンク、横川電機などが出ています。中でも日産は自前のリワーク施設を厚木に作っていたり、人材派遣大手のアイエスエフネットは本社スタッフのなんと3分の1が障害者だといいます。
復職支援は私の心理臨床オフィス・ルーエの重要な事業なので、本誌の内容を活かしていきたいと思います。
バックナンバーになりますが、関係者は参考になりますよ。
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ご無沙汰しております。
実は、昨年4か月ほど鬱で休職しておりました。
復職後、就労継続支援事業所から、就労移行支援事業所に転勤し、就労支援の仕事をしております。(笑えますけど。。。)
鬱は、心の風邪といいますが、心の肺炎、心の骨折とも思えるほど辛い経験でした、(まだ、服薬しているので過去形はおかしいですが。。。)
東洋経済「うつの正体」とても興味深いです。
まずは、立ち読みしたいと思います。
Posted by: 天目太郎 | January 27, 2014 11:13 PM
天目太郎さん
お久しぶりです。
それは当事者と支援者を行ったり来たりで、大きな振幅ですね。もう大丈夫ですか?
本誌はもう店頭にはないかもしれません。図書館とかにはあるかもしれないので、お確かめください。
またお会いしましょう。
Posted by: アド仙人 | January 28, 2014 09:04 AM