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March 08, 2014

「いちばんやさしい教える技術」

 早稲田大学教授で、早稲田アドラー心理学研究会もやっていらしゃる向後千春先生の「いちばんやさしい教える技術」(永岡書店)を、世の中の教えることにかかわっているすべての人たちにお薦めします。

 心理学のエッセンスをここまでシンプルにわかりやすくした本は、なかなかありません。

 本書にもありますが「先生と名のつく人が教え方のプロとは限らない」とは本当にそうですね。耳が痛いところでもあります。責任転嫁みたいになってしまいますが、正直学生時代に「あの先生のあの教え方はないだろう」というのが何回かありました。そうするともうその勉強は嫌になってしまいましたね。

 教える行為はコミュニケーションであり、「教える技術は訓練しないと身につかない」から、教え方を教えることが大切と著者は訴えます。そうすると「良好な人間関係」になり、ひいては「社会を明るくする」ことができます。人間社会は教えるコミュニケーションだらけです。

 本書では教える技術の領域を「運動スキル」「認知スキル」「態度スキル」にわけて、解説しています。読者の教える領域に合わせて参考にするといいでしょう。

 私は太極拳を教える立場なので運動スキル、講演や研修で心理学などを教えるので認知スキル、カウンセリングは態度スキルと認知スキルが関わっているといえます。個人的には、アドラー心理学で本書でいう態度スキルを学んだことが、教えることにもすごく役立っていると感じています。

 是非、参考にしてください。

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