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March 21, 2014

「打たれ弱い部下を活かす技術」

 ベストセラーの勢いでここでも紹介した「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起こる100の言葉」(ダイヤモンド社)の著者・小倉広さんの著書は、実に役立つ本が多いです。

「あなたの職場にも必ずいる!打たれ弱い部下を活かす技術」(PHP研究所)は、メンタルに弱さを抱える職場の仲間、部下とどう付き合うかについて非常に示唆に富んでいます。

 うつ病患者やメンタル不全で休職した人、しそうな人を扱うとなると普通、精神医学や臨床心理学の専門家が書いた本がメインになると思いますが、実際そういう「治療者」の立場からの主張がそのまま現場で使えるとは限りません。医学的に「うつ病とは」と解説されても、「だからどうするんだ」という疑問にすぐに答えが出るわけではありません。
 本書は、病的レベルに陥るリスクのある人を「打たれ弱い人」という言い方でまとめて、汎用性を広げています。

 それで現場視線でありながら、実は専門レベルもさりげなく高いという内容となっています。小倉さんが岩井俊憲先生の下でアドラー心理学を熱心に学んだ後にできた本だから、そのエッセンスが盛り込まれているからでしょう。

 私としては、部下との関係や職場の人間関係に悩んでくるクライエントさんにお薦めしたい一冊です。

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