「花子とアン」の文学展
朝ドラ「花子とアン」が好調のようです。
今日仕事場の帰りに山梨県立文学館の側を通ったので、「村岡花子展 ことばの虹を架ける~山梨からアンの世界へ~」に寄ってみました。
ドラマの主人公のモデルになった村岡花子の生涯と作品を追ったもので、彼女が訳した「赤毛のアン」だけでなく、けっこうエッセイを出していたり、活発な出版活動をしていた様子がわかりました。
大正から昭和初期の甲府の写真もありました。
太宰治が感心していたように、昔の甲府は決して今の人が「文化不毛の地」と自嘲する必要はないくらいのモダンな街でした。
元文学青年の私は時にこの文学館を訪ねるのですが、いつも閑散としていました。うるさい人から「税金泥棒」といわれそうな状況で、私にとってはそんなかたいこと言わないで是非残しておいてほしい施設ですが、今回はさすがNHKのおかげでしょう、来場者がいっぱいいました。
私が感心したのは、村岡花子さんは晩年まで外国に行ったことがないのに英語が流暢で翻訳や通訳をしていたこと。本人の熱意や才能もすごかったのでしょうけど、昔の英語教育もすごかったのではないかと推測しました。そんな話を聞いたことがある。
私の武術の老師も80歳を超える方ですが、戦前、戦中の教育で英語がペラペラです。私が昔初めて道場に入門にうかがったとき、老師は英字新聞を読んでいました。外人生徒とも普通に英語で会話していたことに驚きました。怖い無骨な人が出てくるかもと恐る恐るだった私に、「ようこそ、いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれました。とってもジェントルマンでした。
時局柄アメリカには行っていないのではないかな。それでも戦後はGHQで通訳をしていたらしいので、英語力は筋金入りです。
昔の人はすごいなあ、と勝手に感心して展覧物を見て回りました。
この展示、今週末6月29日(日)までですよ。お早目に。
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