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July 21, 2014

戦争のにおい

 ウクライナと中東のニュースを聞いて、不安を少しでも感じなかったらかなり鈍感だと私は思います。
 これらは、日本の動きとも深いところでつながっていると考えるべきでしょう。

 よく左翼系の護憲・平和主義を右巻き系の人が「お花畑思考」と揶揄していましたが、今は「アメリカにくっついていれば」式の右巻きの人が「お花畑」に見えています。彼岸花だか菊の花だかわからないけど。集団的自衛権とか、秘密保護法に賛成することの恐ろしい意味がわかっているのだろうか。

 今の情勢を鑑みた副島隆彦先生の緊急の記事の一部を転載します。副島隆彦の学問道場「重たい掲示板」より。

 私は、常に最悪のシナリオを考えておくべきだと思っています。そこでこそ「勇気」が試されます。一人一人は立場によってやるべき行動が違うでしょう。間違って仕掛けられた戦争でも自衛隊員は戦うし、私たち庶民は逃げたり、すかしたり、同調したりして何とか生き延びようとするでしょう。

 たとえば先の大戦前後、私の武術の師匠の師匠は、伝統を守る責務から中国本土を捨て台湾に渡りました。ユダヤ人のアドラーもアメリカに逃げました(それにしても今アドラーが生きていたら、イスラエルのことを何というだろう)。私たちも何かを伝え残すために何をするべきかを考えなくてはいけない時代に入るかもしれません。

 

 

副島隆彦です。  緊急に書きます。今、2014年7月20日の午前1時35分です。

 7月17日の午後5時20分(日本では午後10時20分)の、マレーシア航空機のウクライナ東部上空での撃墜は、ロシアのプーチンの失脚を狙った、アメリカ合衆国 の一番凶暴な戦争計画勢力による世界規模での謀略(コンスピラシー)である。  

プーチンが失脚させられたら、世界は第三次世界大戦 に突入する準備段階に入るだろう。

…(中略)…

副島隆彦です。世界情勢は急激に緊迫してきた。すべてが戦争に向かって準備が進みつつある。 ウクライナ(キエフ)政府は、凶暴なネオナチの右翼勢力によって作られている政府である。それをアメリカとヨーロッパの右翼勢力が後押ししている。

 アメリカは、自分たちが劣勢である今のウクライナでの情勢を一挙に挽回して、ロシアを国際社会で孤立させる計画を開始したようだ。 それには、「アメリカの言うことを聞かない」マレーシアを巻き込むのが良い、と
判断して実行に移した。 

 マレーシアは、東アジア諸国へのアメリカ政府 の圧力である、TPP に最も強く反対している国である。マレーシア政府が反対するからTPPがうまく行かないのだ。 マレーシアの航空機事故が相次ぐ(100日前にも不可思議な形で起きている)ことで、この国を国際紛争の中に叩(たた)きこむことでマレーシアを弱体化させる計画だ。 

 東アジアの 対・中国 の軍事包囲網は、フィリピン(ベニグノ・”ノイノイ”アキノ大統領)を中心に作られつつある。 その右側が、日本、韓国、台湾だ。左側が、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、オーストラリアだ。

 日本の 安倍政権による集団的自衛権行使の容認の閣議決定(7月1日)とは、日本の武力行使の準備と、兵器の日本製の電子部品を海外に輸出できるようにしたことだ。

 アメリカの NY の株価の17,000ドルの高値での維持を、どこからの資金で行っているか、だ。このあと起きるしかない、米株式の下落は、米ドルの世界的な信用崩壊につながる。 だから、この高値を維持するためには、どうしても戦争経済(ウォー・エコノミー)をやるしかない。アメリカは最早(もはや)戦争なしでは保(も)たない。 

 日本の株価の15,000円の維持も同様で、ここには、GPIF(ジー・ピー・アイ・エフ)を通して、公務員の共済年金の資金までも、遂に6月分から、使われだした。

 ウクライナ政府と戦っている東部諸州の 親ロシア勢力( Russian backed scisstionists、ラッシャン・バックト・シセショニスト、分離独立主義者) の中に、特殊な勢力が潜り込んでいて、以下に載せる記事のとおり、ロシア政府が持っている 「地対空ミサイル「BUK」(ブーク)一式」 を勝手に動かして来て、これで、マレーシア機を撃墜したようだ。あるいは、ウクライナ空軍の戦闘機による、追尾型のミサイルでエンジンに当てて撃墜したようだ。プーチン自身が、40分前にこの同じ航路を、大統領専用機で飛んだ、とされる。プーチン暗殺を狙った攻撃だとも言える。

 プーチンの指導力をそぎ落とそうとする、世界規模での大きな政治謀略(コンスピラシー)がここには見られる。

 今のイラクの北部を支配している ISIS(アイ・エス・アイ・エス、「イスラム国」)という、兵力わずか合計1万人ぐらい の 全員、人殺し専門のプロの戦闘集団も、サウジアラビアとイスラエルとアメリカの特殊部隊によって訓練されて、投入された殺し屋部隊だ。 ワッハーブ派という暴力思想を持つサウジ政府と合体しているイスラム原理主義集団が、サラフィー(セラフィスト)というアラブ人あるいはイスラム教徒の若者たちを、世界中から募集、勧誘して、集団生活で軍事訓練をして、投入している。

 クルド人の自治政府は、このISISの動きと協調している(「首都」モスルで共存している)から、このことで、イランと、トルコ(エルドアン政権)に打撃を与えている。

 たとえば、日本の海上保安庁と海上自衛隊の中にも、凶暴な宗教団体の構成員たちが潜り込んでいて、彼らが、戦闘を暴発させる形で、やがて中国艦船との軍事衝突を行うだろう。それで日本も戦争に引き釣りこまれてゆく。同じく中国海軍の中にも、おかしな戦争扇動勢力が入っていて(北京の政府の統制が効かなくなる)、彼らが軍事衝突を起こす。

 まず、フィリピン海軍( アーミテージたち米軍の軍事顧問団が観戦将校として乗り込んでいる)が中国海軍とぶつかるだろう。このようにして私たちの極東(ファー・イースト、東アジア)でも、きな臭い戦争の臭いがしてきた。

 一気に、世界は戦争体制に突入しそうな気配が出てきた。世界の火薬庫(かやくこ、アーセナル)は、私が、ずっと書いてきたとおり2つしかない。それは、中東(ミドル・イースト)と極東(ファー・イースト)である。

 国が戦争をせざるを得ないのは、経済の運営がうまくゆかないからだ。政治(軍事)と、経済(エコノミー)は常に、「互いに貸借を取り合ってバランスする」というのが、一貫した、私、副島隆彦の理論だ。

 金融、経済で追い詰められた、アメリカとヨーロッパ(EU)が、巨額の隠れ損失を抱えたまま(政府部門と民間の金融機関の両方で)、どうにもならなくなっている。だから、自分たちの「帳簿を燃やしてしまう」ための戦争を始めるしかなくなりつつある。 世界全体と世界民衆にとっては、極めて迷惑な話だ。

 エジプトと、タイで、去年から今年に、クーデターが相次いで成功して、デモクラシーは押しつぶされた。
これらの軍事政権の後押しをしているのはアメリカだ。この動きと全く同じものが、日本でも起きたのであって、それが、2009年に出来た鳩山・小沢政権を、たった半年で違法な攻撃で瓦解させた。

 
…(中略)…

 今の世界の焦点は実は、インドネシアだ。 インドネシアの大統領選挙で、清潔で立派な人物であるジョコ・ウイドド氏が、7月9日に、54%を得票して当選している。ところが、今も決まらず、軍事クーデターの脅威が、インドネシアを覆(おお)っている。 

 2.4億人の大きな人口を持つ准BRICS(ブリックス、新興5大国)であるインドネシアの動きが、世界の成長勢力、平和勢力の生き残りの鍵である。インドネシアが民主政治(デモクラシー)で生き残れて新興国成長モデルを続けることができれば、世界にとっての希望となる。

 反対に、インドネシアまでが、再び軍事クーデターによって民主政治が押しつぶされて、この国が、「再び歴史の闇に隠れる」ようだと、先行きが暗い。

 もしインドネシアが民主政で何とか維持できたら、東アジアでの中国包囲網(コンテイニング・チャイナ)もうまくゆかないから、ヒラリーたちが、苛(いら)立って、次に何かを仕掛けてくるだろう。 

 インドネシアで、ジョコ・ウイドドが、無事、22日の選挙判定で、勝利すれば、インドネシアは、さすがに、人口2.4億人の大国だ、ということになる。アメリカの言いなりにならない、堂々たる准BRICSの国(トルコと同格)だ。

 それに対して、タイ、エジプトと全く同じクラスの 小国 なのが、我らが日本 だ。残念ながら、世界基準(ワールド・ヴァリューズ)での見方では、こうなる。この世界からの目を、日本人が、勝手に無視して、「日本は、今も大国(a power 、パウア )だ 」 と虚勢を張っても世界では通用しない。

大国と小国(どこかの大国の属国、家来の国)の違いは、自分たちの運命を自分たちで決められるか、否かである。
だから、インドネシアが、ようやく目覚ましい経済成長によって、世界の表面に出てきて、自分たちの国の方向を、外国の指図と影響ではなく、自分たちの判断で決めることが出来る国であることが、今度のジョコウィ(ジョコ・ウイドド)の登場ではっきりする。それが出来なければ、アメリカの飢えた戦争勢力の謀略に掛かって、東アジア(極東)も、もうすぐ戦争の地帯となってゆく。

 アメリカでは、ヒラリーを押し上げている凶暴な勢力が、第三次世界大戦も辞さず、の動きに出ている。 オバマとバイデンは、まだ、それを食い止めようとして動いている。アメリカ国内もふたつの勢力に割れている。

 ヒラリー(その代理人が、今も公然と日本国内で動き回っている マイケル・グリーンである)に呼応する、日本国内の戦争翼賛のマスメディア(テレビ、新聞)、と極右の言論人たちの動きが見られる。 

 いよいよ世界は、そして、日本も、危険な状態に突入してゆきつつある。 私たちは、身を引き締めて、自分たちに襲い掛かりつつある、これからの不安な事態に備えなければならない。

 このあとの事態の推移を、新しい情報が入り次第、私、副島隆彦は、会員ページで報告します。

副島隆彦拝

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