「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」
ついに出た!
アドラーブームの一つの頂点です(まだまだ続くと思うけど)。
岩井俊憲著、星井博文シナリオ制作、深森あき作画「マンガでやさしくわかるアドラー心理学」(日本能率マネジメントセンター)
「マンガ日本の歴史」や「ベルサイユのばら」「忍者武芸帳」(古い…)で歴史を学び、学研の「からだの不思議」とか「不思議シリーズ」という題だったか、数々のマンガ教養書で勉強した者にとっては、本書の登場は大肯定です。
マンガと侮ってはなりません。
さすがは岩井先生、かなりアドラー心理学について突っ込んで説明しています。エッセンス満載で、これだけで十分入門レベルになるでしょう。
マンガのストーリーもよくできて、マッチしています。
主人公のように、私もアドラーの霊にとり憑かれたい。
小太りで頭の丸いアドラーは、意外にゆるキャラ的要素があるということも今回知りました。これは盲点だったかも。
本書の設定から私は、ミルトン・エリクソンの「私の声は貴方ともにある」とかいう言葉(催眠暗示?)を個人的には思い出しましたな。
心理学や哲学っぽいのは敬遠する貴方、このくらいは読みましょう。
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