« 「ブレない自分」のつくり方 | Main | 山梨でSMILE開催! »

September 21, 2014

「ブレない自分のつくり方」制作秘話

 私が監修した「『ブレない自分』のつくり方」(PHP研究所)が出ました、という報告を前記事でさせていただきました。せっかくだから秘話というほどのこともないですが、ちょこっと誕生のプロセスをメモします。

 本書は私にとっては初めての公刊書ということになります。それまでは書店にある本としては「児童心理」(金子書房)で、あとは学会誌や業界紙、地方の文芸誌などに少し書いたくらいでした。その意味では私的には画期的なことでした。
 コンビニに置く本というのも、現代的だと思い、企画が来たときに私向きだと思い、お引き受けしました。あまり偉い先生だとかえってやりにくいだろうし、私としては本の制作にかかわることができるチャンスになると思ったからです。

 ただ、文章を書いたのは3人のライターさんで、アドラー心理学の観点からチェックし、修正を求めるのが私の仕事でした。この夏は直しのために、編集の担当者と何往復も連絡やメールをしましたね。これで夏が終わった。

 ライターさんは心理系の本などを手掛けたこともある人たちと編集部から聞いており、確かに初稿の段階で内容のクオリティーは高いものでした。事前にアドラー心理学関係の文献を読み込んで、本書の企画に合ったものを書き上げいくわけで、やはりプロと感心しました。

 これは、アドラー心理学は、本格的に学んだことのない人でもそれなりに理解でき、表現することができるシンプルさ、普遍性を持っていることを示していると思います。

 しかし、アドラー心理学には独特の視点やロジックがあるので、当たり前のことを言っているようでも、微妙にニュアンスは違ってきます。どうしても不十分なところが出てきます。そこをアドラー心理学の視点をはっきりさせるためにいくらか苦労しました。簡単そうでも意外と難しいのがこの心理学です。

 私が書けば多分もっと臨床よりの内容になったり、本ではわかりにくい現場の事例をお伝えできたでしょう。
 ただ、今回監修という作業をやってみて、人の言葉を使って自分を表現するというのは、考えてみればカウンセリングに似ているかもしれないという気づきがありました。意外に向いているかもしれないとも思いました。自分の立場として、できるだけライターさんの文章を生かしながら、アドラーテイストを出すように努めました。果たしてうまくいっているかどうか。

 ところで、というかところが、本書が出来上がって通して見たら、直したいと思いつつ、つい指示が足りなかったのか、そのままになってしまった箇所が一つ見つかりました。「言っておけばよかったな」とちょっと後悔しました。そんなに致命的ではないと思うけど、私としては気になります。
 さて、そこはどこでしょう?ヒントは図解です。
 お分かりになった方には、サイン入りの本書を一冊贈呈しますよ。
 

|

« 「ブレない自分」のつくり方 | Main | 山梨でSMILE開催! »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/60351335

Listed below are links to weblogs that reference 「ブレない自分のつくり方」制作秘話:

« 「ブレない自分」のつくり方 | Main | 山梨でSMILE開催! »