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September 15, 2014

日本心理学会アドラーシンポジウム成功!

  更新が滞っていました。5日間京都、大阪にいたためです。京都では日本心理学会、大阪では日本認知療法学会に参加していました。私にとっては久しぶりの関西でした。先ずはその報告をします。

 9月11日、京都の同志社大学で開かれた日本心理学会でアドラー心理学のシンポジウムが開かれました。
「人間関係の問題を人生の課題としてアドラー心理学から考える」というテーマ。
 企画は早稲田大学教授の向後千春先生です。
   会場は定員オーバーの超満員、90人は入ったようです。テーブルの間の通路に急きょ椅子を入れて、教室は人でパンパンになりました。やはり昨今のアドラーブームのためでしょう。
  中には、なんか高名な先生方もいらっしゃったようです。

 司会は向後先生のお弟子さんの服部弘子先生に務めていただき、向後先生の企画趣旨説明とアドラー心理学の総合解説で始まり、先鋒は不肖、私がアドラー心理学の臨床的応用について事例を交えて報告させていただきました。早期回想を用いてクライエントの人生目標を解釈し共有するプロセスの一端を示しました。私としては、参加者は研究者が大半のはずなので、少し記憶研究やナラティブ研究と重なるところを出してみて、関心を引いてみたいというのがありました。果たしていかに。
 続いて鈴木義也先生(東洋学園大学教授)がライフタスクの観点から論じ、トリはもちろん「嫌われる勇気」哲学者、岸見一郎先生がアドラー心理学の幸福論を話してくださいました。会場がぐっと引き締まり、岸見先生に集中されるのを感じました。

 その後はフロアとの質疑応答。アドラー心理学をご存知ない人がほとんどなので、率直な質問があり、私も何とか答えられたと思うけど、今にして「もっとこう言えばよかったかな」と考えるところもありますね。やはりこういうのはライブですから、不完全であるのは仕方ありません。でもほとんど好意的なコメントでした。

 終了後も何人もの方から声をかけていただきました。二時間があっという間に経ってしまった感じです。始まる前は緊張して早く終わればいいな、と思ってたのに。

 今回はいろいろな立場のアドレリアンが集まり、日本のアドラー心理学の歴史の中でも画期的だったと思います。どういう意味で画期的かは、アドラー心理学を詳しく知る方にはおわかりになるでしょう(あまりいないと思うけど)。今後の新たな展開の予感です。

 そして、私も一ミーハーのファンとして、持参した「嫌われる勇気」に岸見先生のサインをいただきました。感激です。

 アドラー心理学が日本の心理学の世界でも少しずつ知られて、いろいろな立場の専門家にもっと関心を持っていただけるように、私なりに頑張っていきたいという決意を新たにしました。

Photo


 開始前の会場の雰囲気です。

Photo_2

 レクチャー中の私と思われます。
 

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