« アドラー心理学実践講座 | Main | 「マンガで身につく アドラー 明日を変える心理学」 »

December 30, 2014

2014年総括

 昨日29日は、アドラー仲間の臨床家・研究者、ぐうたら三昧さんこと、橋口誠士郎さんが拙オフィス(心理臨床オフィス・ルーエ)を訪問してくれました。
 橋口さんは、 「共同体感覚尺度」の開発で名を挙げつつあり、また様々な立場のアドレリアンと交流のある気鋭のアドレリアンです。山梨の仲間5人でお出迎え。午後の時間をたっぷりと話して楽しく過ごすことができました。

 さて、年の瀬も押し詰まってきましたので、個人的に今年を振り返ります。

 先ずは本ブログに来てくださった方、ありがとうございました。勝手なことを言っていますが、多少でも何かの参考になれば幸いです。
 中には紹介させていただいた書籍を買ってくださった方もいらっしゃり、ありがたく思っています。

 やはりアドラー心理学関連から。

 もう何といっても今年は空前のアドラー・ブーム。火付け役は明らかに岸見一郎先生の「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)。50万部以上という驚くべき売り上げで、一気にアドラー心理学の名前を広げてくれました。

 同書は熱のこもった対談というスタイルで、いつもは哲学者らしく緻密な書き物をされる岸見先生だけではなしえなかった作品であり、内容も素晴らしいのですが、企画、編集の勝利だと思います。
 やはり哲学を理解するには対話という形式が良いのでしょう。

 その後を追って我らがヒューマン・ギルド勢が岩井俊憲先生を筆頭に大活躍し、次々に書籍を刊行、どれも順調、堅調な売り上げを見せました。
 そして、私までがその流れに乗るかのように(というより乗ったのですが)、初の公刊本を監修という形で出すことができました。といっても私からの企画ではなく、向こうから話が来たのですよ。 

 1年前には予想もつかないことで、時の勢いでこういうこともあるんだなと、自分で驚きましたね。反響では、拙著は岸見本、岩井本などにはないわかりやすさがあるということで、普段心理学書や本などあまり読まない人たちに特に訴えたようです。

 このようにブームといえばそうなのですが、この広がりを見ると、ただの一発屋的、バブル的ブームとは違うと思います。その時々のしっかりとした戦略に基づいた動きと思われます。武田信玄の「風林火山」でいう「早きこと風の如く」「侵略すること火の如く」ではないですが、勢いのある時は方向を見定めた上でガンガン攻めたてるべきです。それが実現された年だったでしょう。

 まあ、100年間売れなかったのだから、ここでドカドカッと取り戻そうとしてもバチは当たらんでしょ。

 そして、来年はさすがにこれほどではなく、むしろ下火になったと思われるかもしれませんが、アドラー心理学が様々な分野、層、人たちに着実に浸透していくことになると思います。「静かなること林の如く」という感じがいいでしょうね。

 そうそう、秋には岸見先生らと日本心理学会でアドラー心理学のシンポジウムにも参加させていただきました。これも個人的には大きなことでした。日本のアドラー心理学シーンでの自分の役割は何かを改めて考えることになりました。

 そして、個人的な武術関連。

 春には台湾の本部に行き、正式な拝師(はいし:パイスー)の儀式を受けました。日本では何に相当するのかな、黒帯とか免許皆伝というわけではないし、中国武術の本格的な修行者、伝承者候補になるためのイニシエーションとでもいうのでしょうか。
 老師の見届けの下、道教の祭壇の前で厳かな儀式を受けました。非常に興味深い中国文化体験でした。
 長年武術を学んでいる私はお誘いを受けても役人時代にはなかなか台湾に行けず、フリーになってようやく参加でき、本場の空気に接することができて感激でした。

 その結果、私の心がけが変わったのか、やはりいろいろ教わったからか、自分でいうのもなんですが、明らかにレベルが上がったように思います。稽古仲間もそう感じて教えてくれた人も複数いました。

 本ブログではあまり書けないのですが、身体・意識操作に関するいくつかの気づきがあって、少し動きが変わったからだと思います。20代の頃より、はるかに良い動きをしており、さらに強くなったようです。不思議です。

 そして、さらに妖しい、不思議大好きスピリチュアル関連も大いに私の活動に影響を与え、支えてくれたのですが、これは関心のある方には直接お話しします。いろいろ差しさわりがあるので。伯家神道関連とだけいっておきましょう。

 ある情報では、来年は大変な年だそうですが、たとえそうでも表面的なことに惑わされることなく、今年の延長として、でもさらなる飛躍を目指していきたいと思います。

 

|

« アドラー心理学実践講座 | Main | 「マンガで身につく アドラー 明日を変える心理学」 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/60888293

Listed below are links to weblogs that reference 2014年総括:

» 三年連続の心理臨床オフィス・ルーエ訪問終わる。 [ねことひるね]
直前のアポにも関わらずお相手して頂きありがとうございました。次は3月1日ですね。 [Read More]

Tracked on December 30, 2014 at 01:09 PM

« アドラー心理学実践講座 | Main | 「マンガで身につく アドラー 明日を変える心理学」 »