足裏の意識
明日は日本臨床・教育アドラー心理学研究会第5回大会です。今から埼玉に向かいます。事前申し込みなしの当日参加もOKですから、是非ご参加ください。
ところで、最近武術関係の記事がないので、少し様子をメモします。
最近会得したコツに、「足裏を十分に使う」、というのがあります。もちろんこれまでも普通に歩いているし、武術には足の動きが最重要なのは当たり前で、私もそのつもりでいましたが、身体への気づきは限りないというか、改めて足裏に広く気づいてより使えるようになりました。
私のくせか、学んでいる武術の傾向かわかりませんが、これまで、どちらかというと足裏の踵と親指・人差し指を結ぶ三角形のゾーンをよく使っていることに気づきました。足裏内側のゾーンです。
これが踵と中指、小指を結ぶゾーン、足裏外側の三角形になるゾーンをより意識して使うようになったら、下半身の安定性が一気に増し、したがって上半身、腕の脱力がさらに進み、突きや技が利きやすくなりました。
単に足裏に力を入れて踏ん張っているのとは違います。
この変化には驚いた。
きっかけは「月刊 秘伝」の前月号と前々月号に連載していた中島章夫先生(半身動作研究会)の記事です。
足裏の意識がさらに細かく分化して、最近歩いたり、太極拳や推手をするのが面白いです。身体の世界は奥深い。
またひとつ、達人に近づいた。
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