日本臨床・教育アドラー心理学研究会第5回大会成功!
何度かご案内したとおり、3月1日(日)文教大学で、日本臨床・教育アドラー心理学研究会第5回大会が開かれました。
朝は曇天でお昼から強い雨が降る天候でしたが、50名を超える参加者を得て、大変盛会でした。しかも今年は特に発表者が充実していました。
その様子は、参加してくれた方がアップしてくれています。
岩井俊憲先生:アドラー心理学の現在と未来のために:日本臨床・教育アドラー心理学研究会:第5回大会
橋口誠志郎さん: 【感想編①】日本臨床・教育アドラー心理学研究会第5回大会
【感想編②】 【感想編③】 【感想編 番外編】
橋口さんが言う通り、今年は日本のアドラー・シーンを作ってきた3グループからの発表者を得て、非常に充実した内容になりました。
浅井健史先生(立教大学講師、臨床心理士)は「人はどのように勇気づけられるのか-勇気づけの関連要因とメカニズムに関する研究から」というタイトルでご発表。勇気づけを研究するときの大きな枠組みを示してくれたように思います。この知見によって、勇気づけ実践の理解が広がる可能性があります。
児島史篤さんは以前からのヒューマンギルド仲間、とてもエネルギッシュで、自ら保育園を立ち上げ、園長を務めている人です。 「アドラー心理学を生かした発達障害支援-乳幼児から大人まで 当事者・家族・支援者 三つの立場からの実践報告」と題して、自身の波乱に富んだ人生を紹介しながら、発達障害支援の様子やコツを報告していただきました。
当事者としての体験に裏打ちされてとても説得力がありました。講義もとてもうまくてビックリ。かなり場数を踏んでいるようです。
ご自身のブログでも報告してくれています。
懇親会を兼ねたランチセッションを経て、午後は一波乱!ニュースでご存知の方も多いと思いますが、昼前東武東上線に起きた踏切事故で、北千住から先が全線不通、午後の講演の講師・向後千春先生(早稲田大学教授)が来られないかもしれない事態に!
しかし、向後ゼミの学生さんたちが先生と連絡を取り合いながら状況を把握し、時間に間に合わないことが明らかになったので学生さんたちの発表を先にし、児島さんが車で来ていたのでお迎えに向かっていただくことになりました。
学生さんたちのご発表は、親教育、学校教育、職場、愛と結婚についてのアドラー心理学研究の歴史や現状について、さすがの充実ぶり。アドラー心理学と教育工学の成果でしょうか。
その間、向後先生は幸い何とかタクシーがつかまり、定刻より1時間遅れてやっと会場に到着できました。
いやあ、間に合ってよかった。
そこから先は向後先生の圧巻の講義。
「アドラー心理学研究のこれからとこれまで」で、現代心理学にいかにアドラーの影響が大きいか、逆にいかに正当に認識されていないか、そしていかにこれから現代心理学のパラダイムに、それとはある意味異質なパラダイムを持つアドラー心理学を打ち込むか、壮大な展望を話されました。
心理学の世界の端っこでうろうろしている私などが日頃思っていたことを、まさに現代心理学のど真ん中にいる向後先生が代弁してくれたように思い、熱くなりました。
内容の一部を向後先生のブログで見ることができます。必見。
アドラーが提示したキー概念を現代の心理学の中にどのようにしてアンカーを打ち込んでいくかが重要になってくる、という話をしました
会場にはクラス会議の赤坂真二先生(上越教育大学准教授)やアメリカ・ミネソタのアドラー心理学大学院から帰ってきた梶野真さんも駆けつけてくれ、なんかすごい状況でした。
様々な出会いが交錯して、何かがこれからおこる予感?
というわけで成功に終わった同会でしたが、帰りが大変。東武東上線は夕方になっても復旧せず、大勢が足止めを食ったようです。仕方ないので仲間と北越谷でお茶して時間をつぶしたり、会場でお別れをした浅井先生と向後先生一行にまたホームで会ったり、かなり遠回りをして深夜近くにやっと山梨に戻りました。
冷たい雨に打たれたり一日の疲労もあって、帰宅したら体調を壊しかけましたよ。
でもとても充実した一日でした。企画した甲斐がありました。
皆様、ありがとうございました。
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