« 「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」 | Main | 「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」 »

March 14, 2015

「沈みゆく大国 アメリカ」

 国が違えばなかなか見えない医療制度ですが、アメリカはひどい状況になっていると聞いたことがあります。いかに日本の国民皆保険制度が素晴らしいか、反面教師として学べるのが、堤未果「沈みゆく大国 アメリカ」(集英社新書)。

「1%の超・富裕層たちの新たなゲーム」として、医療システムを蝕み、人々からお金をむしり取っている恐ろしい姿がレポートされています。
 保険会社、製薬会社、ウォール街が設計する制度は、人々の健康増進や治療の進歩とは関係なく、現場の医師の声を無視して、ひたすら自分たちが儲けることだけを考えて出来上がっている。複雑な仕組みは一般の国民はなかなかわからないので、いざその時になると高額の請求でぶったまげる、ついには自己破産する、しかも貧困層ではなく、普通の人々がそういう目にあうことも多いらしい。

 こんなのがTPPの中の一つとして、日本に襲って来れば恐ろしいことになるでしょう。

 帯の文章を引きます。

 鳴り物入りで始まった医療保険制度改革「オバマケア」は、恐るべき悲劇をアメリカ社会にもたらした。「がん治療薬は自己負担、安楽死薬なら保健適応」「高齢者は高額手術より痛みどめでOK」「一粒10万円の薬」「自殺率一位は医師」「手厚く治療すると罰金、やらずに死ねば遺族から訴訟」。これらは、フィクションではない。すべて、超大国で進行中の事実なのだ。石油、農業、食、教育、金融の領域を蝕んできた「1%の超・富裕層」たちによる国家解体ゲーム。その最終章は、人類の生存と幸福に直結する「医療」の分野だった!

|

« 「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」 | Main | 「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」 »

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/81571/61278422

Listed below are links to weblogs that reference 「沈みゆく大国 アメリカ」:

« 「アドラー流 たった1分で伝わる言い方」 | Main | 「アドラー心理学を深く知る29のキーワード」 »